スマホやタブレットをカーナビ代わりに使っている人も多いと思いますが、わたしも仕事・プライベートともに車を使うことが多く、初めての場所へ行くときや到着時間を知りたいときはスマホでグーグルマップのナビ機能を活用しています。もちろん、運転中にスマホやタブレットを手に持つと道路交通法違反になるため、車載ホルダーは必須となります。
これまでいくつか車載ホルダーを試してきましたが、ようやく決定版とも言えるものにたどり着きましたので紹介させていただきます。
Mountek(マウンテック)というメーカーのマグネット式スマホ車載ホルダーです。
Mountek(マウンテック) iPad air 対応 マグネット式 スマホ車載ホルダー nGroove Snap+
- メディア: Wireless Phone Accessory
マグネットホルダーの仕組み
このマグネット式のホルダーは、磁石の力によってスマホやタブレットを固定します。
付属の金属プレートをスマホケースの裏側に貼り付けることにより、ホルダーの磁石と強く引き合いしっかり固定されます。
付属の金属プレートには最初から両面テープが貼り付けてありますので、剥離紙をはがして貼り付けるだけでOK。
金属プレートはスマホ用1枚とタブレット用1枚が同梱されています。
スマホやタブレットにケースをつけていない場合は端末に直接貼り付けることになります。
ホルダーの台座にはシリコン製とおもわれるカバーがかぶせてあります。
スマホを装着するとき磁石に吸い寄せられて勢いよく台座にくっつきますので、このカバーがクッション代わりとなって衝撃をやわらげてくれるのと、スマホと台座がこすれて傷がつくことを防いてくれます。もうひとつ滑り止めの効果もあり、磁力と合わせてしっかり固定されます。
このカバーを外すと台座に直径11mmの丸型磁石が4個はまっているのが見えます。そして、なぜか2個分空きがあります。
穴の深さは3mm
純正磁石と同じサイズの磁石を用意すれば、容易に追加できそうです。
現状のままでも磁力は十分に得られますので、あえて追加する必要はありませんし、むしろこれ以上磁力を強くしてしまうと、スマホを取り外しにくくなってしまいますので、大型のタブレットを使用するなどの目的がないのであれば、磁石は追加しないほうがよいと思います。
スマホに悪影響はない
磁石って精密機器に近づけると悪影響を及ぼすというイメージがありますよね。じつは私もそう思っていました。ですが、あらためて調べてみると「特に影響はない」ということがわかりました。
磁石の影響を受けるのは磁気
磁石の影響を受けるのは、今や絶滅してしまったビデオテープ(VHSなど)やフロッピーディスクなどの磁気メディア、磁気コンパス、クレジットカードなどの磁気カードであり、磁気を使用しないものは基本的に影響を受けないようです。
(2020年1月 追記) もう何年もマグネットホルダーを使用していますが、これまでスマホが壊れたことは一度もありません。
ホルダーの取り外しも簡単
設置方法は至ってシンプル。CDスロットルに差し込み、手でネジを回わすだけです。工具類は不要です。
ネジを回すだけで取り外せますので、複数の車で共用する場合も、サッと取り外してサッとつけ替えることができて便利です。
使用中は当然CDは聴けません。CDスロットルを塞いでしまっては困る、あるいはそもそもCDスロットルがない場合は、こちらのエアコン吹き出し口に装着するタイプがいいでしょう。
強力な磁力でがっちり固定
スマホであれば走行中にずれるようなことはありませんし、ホルダー自体の剛性が高いためまるでインパネの一部にでもなったかのようにがっちり固定され、走行中もグラグラしたりガタついたりしません。
簡単に脱着できるのにしっかり固定されるのが不思議ですが、本当にずれたりしないですし、走行中に脱落することもいまのことろありません。
これまでいろいろなデバイスを試したなかでは7インチまではまったく問題なく使用できましたが、9.7インチのiPadはさすがに走行中に振動に耐えきれず傾いてしまいました。
角度は自由に調整可能
あと、台座が無段階で上下左右自由に角度調節ができるので、微妙な角度調整も得意です。
その他の利点
充電ケーブルを抜き差ししやすい
ホルダーにくっつけた状態でも上下左右の空間がフリーになりますので、充電ケーブルが挿しやすいです。磁石の力でしっかり固定されていますので、片手でケーブルをさすことができます。
機種によって位置が違う電源ボタンや音量ボタンもどこにあろうと関係なく押しやすいですし、スピーカーも背面中央部にないかぎり、スピーカー部分をふさいで音が聞こえにくくなるということもありません。
横向き使用も問題なし
スマホを横向きに変えて使用したい場合も、台座の向きを変える必要がなく、ワンアクションで向きを変えることができますので非常に便利です。
使用できる端末サイズに制約がない
端末のサイズを気にしなくてよいことも大きな利点のひとつです。購入予定のホルダーに、自分のスマホやタブレットが対応しているかどうかをいちいち確認しなくてすみます。
付属の金属プレートは2枚しかありませんが、両面テープでくっつけるだけですので、スマホを買い替えたとしても簡単にプレートをつけ替えることができます。
価格はすこし高め
唯一の欠点はやはり価格でしょうか。他のホルダーと比較しても高めの部類に入ります。
ただ、私のようにサイズの異なる端末を使用したい場合や端末を買い替えるたびに、サイズが合わずホルダーを買い替えることを思えば、Mountekを買ったほうがはるかにお得です。値段は高めですがコストパフォーマンスは高いと言えます。
過去に使用したホルダーの一部
ケースによっては使えない場合も
あと注意点として、当然ですがスマホケースをつけてない場合はプレートは直貼りすることになります。貼るときはいいですが、剥がす際にスマホを傷つける恐れがありますのでご注意ください。
手帳型のケースだと左右のバランスが悪く、くっついたとしても傾いてくるかもしれません。
まとめ
初めて使ったときはスマホが磁石に吸い寄せられる感覚が気持ちよくて、感動のあまり声をあげてしまいました。
着脱がこれ以上ないくらい楽で、台座に近づけるだけでくっついてくれますし、外す時もスマホをひねるだけ。しかも力を入れる必要はありません。この安楽さを一度味わうともうマグネット式以外のものには戻れる気がしません。
少し値段が高めですが、値段以上の価値はあると思います。
Mountek(マウンテック) iPad air 対応 マグネット式 スマホ車載ホルダー nGroove Snap+
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(2020年1月追記)
4年経過したいまもかわらず現役で活躍しています。本当におすすめです。