三重県に住みながらも普段なかなか行く機会のなかった伊賀市にある伊賀流忍者博物館。たまたまテレビで紹介されているのを目にして久しぶりにいってきました。
伊賀流忍者博物館とは?
様々なからくりが仕掛けられている忍者屋敷と実際に忍者が使用していた手裏剣などの道具や鎧などが見られる地下の展示室のほか、忍術ショーがみられる忍者体験広場などがある、伊賀市の上野公園内にある施設です。
入館料(税込)
大人(高校生以上)…756円
小人(4歳〜中学生)…432円
忍者屋敷
忍者屋敷には様々なからくりが仕掛けられており、女忍者「くノ一」が実演をまじえて丁寧に説明してくれます。
なぜからくりが仕掛けられているのか?
伊賀忍者は火術を得意としていました。そのため、しばしば火術に使用する秘伝の火薬の調合技術を奪おうと敵襲を受けていたため、その敵襲から安全に逃れるためにからくりを仕掛けていたのだとか。
くノ一の実演を見ながら、どんでん返し(回転する壁)や秘密の抜け穴などに子どもたちは目を輝かせていました。
※からくりの説明を受ける際、写真撮影はOKですが、動画の撮影はNGとのこと。
忍術体験館・忍者伝承館
地下の展示室には実際に忍者が使用していた手裏剣などの武器や道具が展示されています。
忍者体験広場
1人400円で忍者ショーを観ることができます。日によって開演時間が異なりますので、ショーを観たい方は事前にこちらでご確認ください。
今回は時間が合わず忍者ショーはパスしました。
手裏剣投げ体験
忍者屋敷の隣では手裏剣投げが体験できるコーナー。
1回200円で5枚投げることができます。
NINJA坊
忍者屋敷を抜けて奥に進むともうひとつ建物があり、展示物のほか忍者グッズを販売しています。
私はここでゴムでできたおもちゃの手裏剣を購入しました。
1枚162円〜とかなり良心的な価格設定
お店の方に「発泡スチロールには刺さりますよ」と教えていただき、家に帰ってさっそく試したところ…
うまく投げれば発泡スチロールに突き刺さります(笑)。
忍者屋敷の外側の壁にかけてある「みはりの忍者」
右の忍者がどこから見てもこちらをにらみつけているように見えてちょっと不気味です。
忍者博物館のとなりにたたずむ俳聖殿
松尾芭蕉誕生300年を記念して建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
伊賀上野城
別名「白鳳城」というらしい。2015年に修復が完了した兵庫県の姫路城(白鷺城)ほどではありませんが、白い外観をしています。
こちらは昨年行った姫路城の天守閣↓
おみやげに「かたやき」を購入
その後、駅前の新天地商店街に入ってすぐのところにある九庵でうどんを食べてからお土産を買って帰ることに。
日本一堅い?せんべい
駅前から南に少し歩いたところにある伊賀菓庵山本にて「元祖かたやき」を購入。
- 出版社/メーカー: 伊賀菓庵山本
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一見なんの変哲もないせんべいですが、とんでもなく硬いです。
そのままでは硬くて食べられないので、付属の木づちで小さく割ってから少しずつ口の中でふやかしながら食べます。
小麦粉と砂糖のみでできており、ほんのり甘く素朴なお味。ほとんど水分を含まず保存がきくため忍者の携帯食だったと言われています。
種類はいくつかあり、青のり、ごま、ピーナッツなどが表面に少量トッピングされています。なかでもおすすめは「青のり」。せんべいの甘さと青のりの風味がよく合います。
手裏剣型のものもありまして、こちらは厚みがない分食べやすくなっております。
運よく「半蔵 純米大吟醸」をゲット
この日は伊勢志摩サミット閉幕の翌日ということもあり、26日の夕食会で乾杯酒として出された「半蔵 純米大吟醸」が話題となっていましたので、さきほどのかたやきの店の向かいにあった酒屋をのぞいてみることに。
すると半蔵シリーズの銘柄が置いてありました。お目当ての「純米大吟醸」を探し、最後の一本だという「半蔵 純米大吟醸」をゲット。値段は確か1728円だったと思います。
お店の人の話では、蔵元(太田酒造)にももう残っていなくて仕入れができない状態とのこと。
蔵元の大田酒造のサイトはアクセスが殺到して一時サーバーがダウンしたほどの大反響だったらしく、当時はサイト上での販売は停止していたようです。
気になる半蔵のお味は?
日本酒はたまに飲むものの味に関してはあまり明るくありませんのでうまく表現できませんが、口当たりは軽くフルーティでさわやか、後味は一瞬口に残りますがその後すぐに消えていく感じで、比較的飲みやすくおいしかったです。どことなくワインを連想させる雰囲気を感じました。
しばらくは手に入りにくい状態が続くかもしれませんが、機会があればまた飲んでみたいと思います。