IIJmioの音声通話付きのSIM(みおふぉん)を挿して使っていた妻のスマホ(AQUOS PHONE ZETA SH-01F)が画面をタッチしても一切反応しなくなるという不具合が最近頻発してきて、いよいよヤバくなってきましたので買い替えることになり、FREETELのREI(麗)を購入しました。
FREETEL REIを選んだ理由
条件は5インチクラスで内部ストレージが32GB以上、SIMフリー(IIJmioはドコモ系のSIMなのでドコモの端末も使用できますが、プリインストールアプリがうっとおしいのでドコモ端末は選択肢から外しました)で、できるだけバッテリー容量が大きくてコストパフォーマンスの高いもの。
この条件でざっと探したところ最終的に2つの候補が残りました。
Nexus 5X
Google NEXUS 5X 32GB QUARTZ(White) LG-H791 SIMフリー [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: LG電子
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FREETEL REI
【ジャイロセンサー搭載】FREETEL REI 麗 (メタルシルバー)
- 出版社/メーカー: freetel
- メディア: エレクトロニクス
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Amazonでの価格がNexus5Xの32GB(並行輸入品)が約38,000円、FREETEL REIが29,300円(ともに6月25日時点の価格)と9,000円ほど価格差があったのと、Nexus5XのコネクタがType-Cで既存のケーブルを利用するには別途アダプタが必要となり不便さが予想されること、並行輸入のNexus5XよりもFREETELの方が保証面で妻は安心できるだろうという判断でFREETEL REIに決めました。
色は6月3日に発売されたさわやかなスカイブルーを購入。
IIJmioのAPNは最初から登録されていましたので、「モバイルネットワーク設定」の「アクセスポイント名」からIIJmioを探してタップするだけで設定は完了しました。
Nexus5XとFREETEL REIのスペック比較
Nexus5X(32GB) | FREETEL REI | |
OS | Android 6.0 | Android 6.0 |
画面サイズ | 5.2インチ | 5.2インチ |
解像度 | 1920×1080(Full HD) | 1920×1080(Full HD) |
CPU | Snapdragon 808 オクタコア 1.8GHz | MediaTek MT6753 オクタコア 1.3GHz |
RAM | 2GB | 2GB |
ストレージ | 32GB | 32GB |
バッテリー | 2700mAh | 2800mAh |
カメラ | 背面:1230万画素 前面:500万画素 | 背面:1300万画素 前面:800万画素 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n |
指紋認証 | あり(背面) | あり(前面) |
SIMカード | Nano SIM(1スロット) SIMフリー | Micro/Nano SIM(2スロット) SIMフリー |
USB | Type-C | Micro-B |
サイズ(mm) | 高さ147×幅72.6×厚さ7.9 | 高さ145.8×幅71.5×厚さ7.2 |
重さ | 136g | 136g |
スペック的には似たようなものですね。
同時に買ったアクセサリー
ケースは手帳型のものをチョイス。端末のスカイブルーに合わせてこの色にしました↓
水色のつもりだったのですが、ミントアイスのような緑がかった色合いでした。
留め具部分はマグネット式になっており、簡単に留め外しができます。
ポリカーボネート製のケースのサイズはバッチリ、背面カメラ用の穴も問題なし。
ケースを装着した状態で縦150mm、横80mm、厚みは16mm。
厚みは増すものの、縦横はわりとコンパクト。REI本体と色が合ってていい感じです。
アルミボディの質感良し
つや消しのアルミボディの質感が高く、安っぽさはありません。メタリックなスカイブルーの発色がとてもきれいで、妻も気に入ったようです。
ベゼル部分が狭くてしかも7.2mmという薄さのためかとても小さく感じました。
左のKIWAMIが8.9mm、右のREIが7.2mm。REIのほうが背面の膨らみがない分薄くなっているのがわかります。
背面はフラットですが、カメラのレンズ部分のみ少し出っぱってます↓
FREETELボタンは便利かも
操作性に若干不安のあった「FREETELボタン」も使い方を覚えてしまえば、操作は快適です。
操作方法もよく考えられていて、タップ=ひとつ前に戻る、押す=ホームへ戻る、2回押す=アプリ履歴表示、長押し=Google Now起動、さらに指紋センサーも兼ね備えており、ひとつのボタンにうまくまとめられてるな〜と感心しました。
さらに物理ボタンを採用したことにより、画面上の操作ボタンが不要となりその分表示領域が増えますので、実質的にその分画面が広くなるというメリットがあります。
ボタンの耐久性が心配ですが、とりあえず壊れないことを祈ります。もし壊れるようなことがあれば、その時は追記しようと思います。
最悪ボタンが壊れたとしても、画面上におなじみの操作ボタン(▽○□)を表示させれば、FREETELボタンなしでも操作は可能です。
使用2ヶ月で早速不具合が発生し、良品と交換となりました。
さらに3か月ほどで再び壊れました。保証期間内であったため、2度目の本体交換となりましたが、どうせまた壊れるんだろうな…。
もうすぐ保証期間が終わるので、つぎ壊れたら買い替えになりそうです。
2800mAhのバッテリー性能
以前の使っていたSH-01Fは省電力が自慢のIGZOパネルでかつ3000mAhという大容量バッテリーを積んでいましたので、それと比べると2800mAhのREIのバッテリー性能はさすがに劣ります。
朝100%にしておけば夕方にはSH-01Fだと60%残っていたところ、REIは40%といった具合ですが、妥当なところだと思います。
妻のようなライトユーザーであれば納得できるレベルではないでしょうか。
バッテリーの異常減少発生
KIWAMIでも同様の不具合が出ていましたが、REIもバッテリーが突如異常なペースで減っていくという不具合が発生しました。
FREETEL端末はどうやらバッテリーが鬼門のようですね。性能うんぬんのまえに構造的な問題をかかえているのかもしれません。
とりあえず保証期間内だったため、本体の無償交換で事なきを得ましたが、保証期間を過ぎれば有償になります。
便利機能
デフォルトでシャッター音が消せる!
なにげにありがたい機能として、日本で売られているスマホの中では珍しく、root化しなくてもシャッター音が消せるようになっています。
しかもスクリーンショットの音も消せるようになっていますので(6月16日のアップデートから)、電車に乗っているときなどマナーモードにする必要がある状況下でも、周囲の目を気にせずスクリーンショットが撮ることができます。
デュアルSIMスロット
Micro SIMとNano SIMを両方挿せるデュアルSIMスロットを採用しており、2種類のSIMを使い分けることが可能です。ただし、Nano SIMスロットはMicroSDカードのスロットと共用ですので、MicroSDカードを挿すとNano SIMスロットを使うことができません。
お手持ちのSIMがNano SIMの場合は別途アダプタを用意する必要があります。
mobee Nano SIM MicroSIM 変換アダプタ 3点セット For iPhone 5 4S 4 ナノシム→SIMカードorMicroSIM MicroSIM→SIMカード
- 出版社/メーカー: mobee
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やっぱり起動音が爆音
私のKIWAMIもそうですが、起動音がやたら大きくて、人前でふいに再起動がかかった時などけっこう恥ずかしい思いをします。なんで無意味な起動音があるのか謎。まったくもって必要ないし、しかも爆音でかなり迷惑。
買って後悔…
私の妻のようにLINEやブラウジングや、あまりメモリを食わない簡単なゲームをするぐらいであれば、十分満足できるスペックではないでしょうか。コストパフォーマンスが高くバッテリーの持ちも悪くなないようですし、あわてて選んだ割にはいい買い物ができたと思っています。
どうやらフリーテルボタンとバッテリーに問題をかかえているようです。市場の評価が低いためか、かなり値下がりしてますが買わないほうがいいかもしれません。
少なくともわたしは二度とFREETEL端末は購入しません。
その後もバッテリーの異常消耗に悩まされつづけ、結局、1年の保証期間が過ぎたのちスマホを買い替えることにしました。妻には安心してスマホを使ってほしいのでiPhone 7 Plusにしました。