車のエアコン、特に暖房が苦手な人って結構いらっしゃいますよね。わたしもそのひとりでして、暖房をつけると頭がぼーっとしてしまいます。
暖房をつけた車内では上昇した暖かい空気により、「頭寒足熱」ならぬ「頭熱足寒」状態となり、そうなると運転中は集中力が低下して危険ですし、頭部が暖かい空気に包まれているとなんとなく不快に感じるのです。
したがって冬場もできるだけ暖房をつけないようにしていますし、つけたとしても風量を最弱にして足元だけに風があたるようにしています。しかし、真冬はさすがに寒さに耐えられないので、補助暖房として車内用のホットブランケットを併用しています。
もう5年以上ホットブランケットを愛用しておりますが、これが非常に快適でして、冬のドライブには欠かせないものとなりました。同じように暖房が苦手な人にぜひおすすめしたいアイテムですので、詳しくご紹介したいと思います。
ホットブランケットとは?
いわゆる電気毛布と同じ要領で、2枚重ねのフリース素材のブランケットの中に張り巡らされた電熱線に電気を通して発熱させる仕組みの暖房器具です。
わたしが使用しているのは車専用のもので、シガーソケットから電源を取るタイプです。
わたしが持っているやつはいまは販売されていないようです。(2016年11月現在)
いまはUSBから電源を取るタイプが主流のようです。
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これなら家の中でも使えそうですし、モバイルバッテリーで給電すれば屋外でも使えますので、冬場のスポーツ観戦などで活躍しそうです。
ホットブランケットのいいところ
すぐに暖かくなる
暖房をつけるにしても、暖気がエアコンの吹き出し口から出てくるにはある程度エンジンが温まってからになりますので、それまでの間は寒さに耐えないといけませんが、ホットブランケットは通電すればすぐに暖かくなり幸せです。
じゅうぶん暖かい
最大消費電力40Wと出力は十分で、使い捨てカイロなみの発熱量がありとても暖かいです。フリース素材の生地は保温性が高いので、ちょっと肌寒いぐらいの気温でしたらスイッチオフの状態でも十分ぬくもりを感じることができます。
わたしは車内でも厚着しているせいもありますが、真冬以外はほんとに暖房つけなくても大丈夫です。真冬もこのブランケットをひざにかけて、暖房をマニュアルモードで最弱運転にしておけば運転中に凍えることはありません。
コンパクトなサイズなので邪魔にならない
75cm×50cmというコンパクトなサイズのため、使わないときは助手席に広げた状態で置いておけるので、使うときに広げたり畳んだりする必要はありません。
意外に壊れない
フリースの生地の上から中の電熱線をさわると細くて頼りない感じです。なので、最初はすぐ断線しそうだなと思っていましたが、あまり折りたたんだりすることがなかったのが奏功したのか、もう5年以上断線することなく使えています。5年も使えればコストパフォーマンス的には御の字です。
イマイチなところ
膝から下は寒い
ちょうど腰から膝までをカバーできる程度のサイズですので、膝から下は当然寒いです。わたしの場合、真冬は暖房を足元にだけ風が当たるように最弱運転していますので問題ないですが、暖房オフにしているときは膝下は寒いです。
足元までカバーしたい場合は申し少し大きめのものをチョイスしたほうがいいかもしれません。
洗濯ができない(たぶん)
中に電熱線が入っていますのでそのままでは洗濯ができません。フリース部分は取り外しができないので洗濯機で洗うことはできません。直接肌に触れるわけではありませんので、それほど気にはならないです。年に一度オフシーズンに車のシートクリーナーで表面をクリーニングしてから天日干ししています。
外側のカバーが外せるタイプなら問題なしですね。
ホットブランケットいいですよ
暖房が苦手な方はもちろん、暖房をつけるにしても温風が出てくるまでのつなぎとして役に立ちますので、ぜひ一度試していただきたい便利グッズです。ホットブランケットがあれば冬のドライブもきっと快適にすごせると思います。
いまのところ壊れる気配はありませんが、いま使っているのが壊れたら次はUSBタイプのものを試してみようと思います。
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