もうすぐ走行距離8万kmに達する我が家の2011年式のA1。これまでのトラブルの履歴をまとめました。
- アイドリングストップからの再始動の際のエンジンストール
- 一度だけエンジンがかかりにくいことがあった
- フューエルリッドが開かなくなった
- アイドリングが安定しない(暖かい季節のみ)
- アイドリング時にエンジンルームからカタカタ音がする(解決済み)
- デールレンズ内に虫が混入
- いまのところ致命的な不具合はなし
アイドリングストップからの再始動の際のエンジンストール
冬のあいだにわりと頻発する不具合です。
信号待ちなどの停車中、通常はブレーキを踏む→エンジンストップ→ブレーキペダルから足を離す→エンジン始動という流れのところ、エンジン始動時にセルは回るもののそのまま失火してしまいエンジンがかからないという現象にみまわれるのです。
最初、信号待ちでエンストした時はかなり焦りました。慌ててキーをひねったら問題なくエンジンがかかってくれたので、安心しましたが、エンストした瞬間はレッカー車が脳裏をよぎりました。
Sトロニック(トランスミッション)が原因?
そのころ、ちょうどSトロニックのリコール(停車状態から発進できなくなるおそれ)が出ていましたのでもしやSトロニックの不具合か?と思われましたが、処置後もエンストはなくなりませんでしたのでSトロニックに起因するものではなさそうでした。
バッテリーが原因?
次にバッテリーを疑いました。寒い季節にのみみられる現象でしたので、もしかしたらバッテリーの劣化が原因かも?と思い、初回の車検時にバッテリーを交換してもらいました。
バッテリー交換後はしばらくエンストすることがなかったので直ったー!と、ぬか喜びしたのも束の間、再発しました。
たまたま発生しなかっただけで結局改善してませんでした。
ちなみに聞くところによるとA3でも同様の不具合があるようですので、Audiのアイドリングストップシステムの不具合ではないかと疑っておりますが、真偽のほどは定かではありません。
いまではもう慣れました…
いまでも直らないままですが、最近はだいぶ慣れてきたため、落ち着いて対処できるようになりました。いちいちキーをひねらなくても、ブレーキを踏み直して再度足を離せばエンジンがかかることがわかりましたので、すばやく再始動できるようになりました。後続車にクラクションを鳴らされることはありません。
一度だけエンジンがかかりにくいことがあった
一度だけですが、エンジンがかかりにくいときがありました。バッテリーは10カ月前に交換したばかりでした。
真冬でかなり冷え込んだ日が続いていましたので、もしかしたら一時的にバッテリーが弱っていたのかもしれません。
A1はバッテリーがすぐ弱るのか?
フューエルリッドが開かなくなった
給油時にフューエルリッドが開かないことが一度だけありました。
A1のフューエルリッドはドアロックと連動しています。ドアロックを解除した状態では当然フューエルリッドは開くはずなのですが、そのときはリッドのみロックがかかっていました。
しかたなく手動でオープン
なにか方法はないかととりあえず説明書を開いたら、フューエルリッドを手動で開ける方法が載っていました。
トランクルーム内の右手前にある樹脂カバーがあり、
カバーをマイナスドライバーで開けて、なかに収納されている赤いケーブルを左方向にひっぱることでフューエルリッドのロックが解除しくみになっています。
原因は不明ですが、このときの一度きりでその後は再発していません。
もっと簡単な解除方法(2018年11月追記)
それから1年くらい経ってから再発しましたが、今度はもっと簡単なフューエルリッドのロック解除することができました。
ドアを一度ロックしてからもう一度アンロックすればフューエルリッドのロックが解除されることがわかりました。
最近、車に乗り込む際ドアをアンロックしたときにフューエルリッドのあたりからときどき異音することに気がつきました。
もしやと思い、異音がしたときにフューエルリッドが開くかどうか確認したところ、異音がしたときは必ずフューエルリッドのロック解除に失敗していることがわかりました。
ドアのアンロックとフューエルリッドのアンロックはこのようにときどき連携に失敗するものの、普段はうまく連動しているので、フューエルリッドのロック解除に失敗したときは、一度ドアをロックしてからもう一度アンロックすればいいのではないかと考えて、実際に試してみたところ問題なくフューエルリッドのロックが解除されたのでした。
というわけで、もしフューエルリッドが開かなくなってしまった場合はドアのロック・アンロックを試してみてください。
フューエルキャップのコードが切れた(2019年5月追記 走行距離10万km)
あらたなトラブル?発生。いつものように給油しようとキャップを回していたら、キャップをつなぎとめておくためのコードが突然切れました。
コードが切れてもなにも別に不便はないのでそのままにしておくことにします。
アイドリングが安定しない(暖かい季節のみ)
今度は逆に暖かい季節のみに見られるもので、エンジン始動直後のアイドリングが安定しないことがよくあります。
アイドリング時のエンジン回転数が不規則で安定せず、その状態でゆっくり走り出すと、アクセル開度を一定に保てないような感じで、少しのあいだだけものすごくギクシャクした走りになってしまうのです。
エンジンオイルの鮮度とは相関関係はありませんので、別の制御系の問題だと思いますが、十数秒で安定してきますのであまり気にしないようにしています。
アイドリング時にエンジンルームからカタカタ音がする(解決済み)
走行中は出ないのですが、アイドリング時にエンジンルームからずっとカタカタ音が出てました。
いろいろ調べた結果、フューエルホースとタイヤハウスの干渉が原因であることがわかりました。解決方法も簡単でしたのですぐに対策をほどこしたところ、見事に完治いたしました。
デールレンズ内に虫が混入
故障ではないですが、なぜか右のテールレンズ内に虫が混入してます。
どこかに隙間があるのだと思いますが、テールレンズ内に水が浸入することもないため、とくに問題視しておりません。でもあんまり増えてきたらイヤだな…。
いまのところ致命的な不具合はなし
昔と違い、いまどきのドイツ車は致命的なトラブルは少ないのかもしれません。知人のフィアットプント乗りからは「信号待ちでエンスト→そのまま自走不能」みたいな話を聞くので、イタ車はまた違うのかもしれませんが。 ちなみに以前乗っていた10万km越えのプジョー206も、しまいにはエアコンのコンプレッサーが逝ったものの、それまでは特に大きなトラブルは経験しませんでした。
Sトロニックと同じ機構のDSG(VW)のトラブルはネット上で散見されるため、トランスミッションのトラブルはある程度覚悟していましたが、幸いいまのところは大丈夫なようです。
もうしばらく乗り続けたいのでこのまま大きなトラブルが起きないことを祈ります。