最近は主流となってきたエアロワイパー。我が家は自分のAudi A1、妻のシエンタともにエアロワイパーです。
見た目がスマートなだけでなく、高速走行時にワイパーが浮き上がらないメリットがあるものの、従来型のワイパーにくらべガラス面へ押し付ける力が強くビビりやすいというデメリットがあります。とくにA1のほうはビビりがひどいです。
ワイパーアームを持ち上げるとこんなにも湾曲しています。
撥水コートを塗るとビビりやすくなる
これまではガラコなどの撥水コートを塗っていましたが、とにかくワイパーがビビりまくりでした。
Audi A1の取扱説明書を見ると確かに撥水コートは塗るなと書いてあります。
撥水コートはワイパーのきしみの原因となるとのこと。
撥水コートをするなといわれても…
ほんとうはなにも塗らずに素の状態が一番なんですけど、きれいな状態を保つのはなかなか難しいんですよね。
ガラス面を完全にリセットするのはとても骨の折れる作業ですし、せっかくきれいにしてもすぐに油膜がついてしまいます。そうなると雨の日の視界が悪くなりますし、結局ワイパーがビビりだしてきます。
でも、あるコーティング剤を使うことによってワイパーのビビりがかなり軽減されました。
CCウォーターをガラスに塗ったらワイパーの動きがスムーズに
プロスタッフのCCウォーター(疎水タイプ)という、ボディだけでなくガラスにも施工可能なお手軽コーティング剤を使用したところ、おおむね満足できる結果を得ました。
ボディ用のコーティング剤ですが、ガラスに塗り重ねていきましたら完全にとまではいかないものの、ワイパーのビビりはかなり軽減されました。
撥水タイプではなく、疎水・親水タイプがいいのかも
ボディコーティングといえば雨の日にきれいな水玉ができるものが多いですが、水玉ができる撥水タイプはボディに汚れが残りやすかったり、ウォータースポットができやすくなりますので、わたしは疎水あるいは親水タイプのコーティング剤を好んで使用しています。
それでも水玉はできないわけではないのですが、以前にくらべあきらかにワイパーの動きがスムーズになりました。
ただし、お手軽系コーティング剤のなかにはガラスに使用できないものもあるので、ガラスに使用する際は事前に確認しておいたほうがいいです。
CCウォーターはガラス面への使用OK

PROSTAFF(プロスタッフ) コーティング剤 CCウォーター 200
- メディア: Automotive
しかも施工がとてもラク
ワイパーがビビらないというメリットだけでなく、ガラス用撥水コート剤よりも施工が楽なのもありがたいです。
拭き取り不要で、重ね塗りもOKなので気軽に施工できます。
こまめに施工していれば汚れが固着することはありませんので、ふだんは前処理することなく「クロスで水拭き→かたく絞ったクロスにスプレーして塗りこみ」だけで済ませることができます。
油膜に悩まされることがない
塗り重ねていってもコーティングが劣化して油膜になることがなく、いつまでもきれいな状態を保つことができています。
ボディコーティングもCCウォーターを使用すれば、ガラス面へのコート剤の成分の析出の心配もありません。
こまめに施工していけば常に視界は良好
残念ながら「強固な皮膜を形成して長期にわたって効果を発揮する」というタイプのものではありません。
耐久性はそれなりですので、こまめに施工していく必要があります(わたしの場合は1、2週間に一度)。
とはいえ、とにかく施工がラクなのでまったく苦にはなりません。コーティングが劣化する前に施工していけば(重ね塗りOK)、油膜がつくこともなく常に良好な状態を保つことができます。
ワイパーのビビりにお悩みの方は一度ためしてみてください
今回紹介したCCウォーターを塗っても100%ビビらなくなるわけではないですが、すくなくともワイパーの動きはスムーズになりますので、ワイパーのビビりにお悩みの方は一度試してみてください。

PROSTAFF(プロスタッフ) コーティング剤 CCウォーター 200
- メディア: Automotive
ボディもガラスもこれ一本でOK。ホイールにも使用可能です。