メインで使用しているMotorolaのミドルレンジ端末「Moto X Play」のアップデートが先日、突如として降ってきました。OSのバージョンアップはとくに期待していなかったのですが、やっぱりOSが新しくなるのは気分がいいですね。
というわけでさっそくアップデートしてみました。ちなみにわたしの端末は10月21日の朝起きたらアップデート可能になってました。
ファイルサイズは765.6MBのようです。
1時間弱で滞りなくアップデート完了。
アップデートによる変更点のなかで気になったもの
いくつかあるアップデートによる変更点のなかで個人的に気になった点をいくつか挙げていきます。
アプリのショートカット機能
いまのところ対応しているのはGoogleアプリのみのようですが、新たにアプリのショートカット機能が使えるようになりました。
たとえばGmailアプリのアイコンを長押しすると…
このように「メールの新規作成」のショートカットメニューがあらわれるので、こいつをタップすればすぐさまメールの作成ができるという寸法です。
よく使うアプリの機能はこういったショートカットがあるとありがたいですね。
マルチウィンドウ
Nougat(ヌガー)のウリのひとつであるマルチウィンドウも利用可能になりました。
このように2つのアプリを上下に分割して表示できるので、ウインドウを切り替えることなく2つのアプリを使うことができます。
この端末の貧弱なメモリ(2GB)でちゃんと動くのだろうか?と懐疑的ではありましたが、意外にも普通に動きました。
ただ、マルチウィンドウに対応していないアプリもありますし、5.5インチあるとはいえ、スマホの画面ではやはり表示範囲が限られてしまい非常に使いづらいです。タブレットならまだしも、スマホではイマイチ実用性に欠けるような気がします。
マルチウィンドウはスマホの小さな画面では活かしきれないかと。
再起動も選べるように
これまでは電源ボタン長押しで出てくるのは「電源を切る」のみでしたが、
アップデート後は「再起動」も選べるようになりました。
ほかのメーカーのAndroid端末ではあたりまえのものですが、なぜか素のAndroidにはなかったのです。
ちなみに電源ボタンをさらに押し続けることによっても再起動をかけることができます。
スクリーンショット無音化テクが使えなくなった!?
地味に痛いのがこれ。スクリーンショットを撮るときは基本的にシャッター音が強制的に鳴るのですが、アップデート前は「電源ボタンと-ボリュームボタンを同時押ししてから、絶妙なタイミングでボタンから手を離すとシャッター音が鳴らない」というテクニックをひそかに使っていました。しかし、アップデート後はそれが使えなくなってしまい非常に残念です。
カメラの強制シャッター音は盗撮防止の観点からしかたない部分もありますが、この端末に限らず、スクリーンショットくらいは無音にできるようになってほしいものです。
なんとなく動作が軽くなったような気がする
もしかしたらプラシーボ効果かもしれませんが、以前よりなんとなく動作が軽くなった気がします。Moto X Playはミドルレンジスマホという位置づけだけあって、いまどきのハイスペックなスマホにくらべて、必ずしも軽快とはいいがたい動きに我慢を強いられていましたが、アップデート後は緩慢な動きが改善されたように感じました。
アップデート直後は端末の再起動でリフレッシュされているだけかと思ったのですが、しばらく使用していても動きが鈍ることはありませんでしたので、アップデート効果によるものだと思ってます。
「平均メモリ使用」は、以前はだいたい1.6GBだったものが1.2GBとなり、0.4GBほど空きが増えました。
やっぱり新しいOSはいい
このほかにもいろいろと変更点がありますが、なにより動きが軽快になったことが一番うれしいです。ミドルスペックとはいえ、3年前に買ったNexus5よりも動きがもっさりしていましたので、ここが改善されたことは大きいです。
Android7.1.1のリリースから約10か月(人によっては9か月?)遅れでの対応となりましたが、アップデートされずに放置されている端末も少なくない中で、Motorolaの端末はマシなほうだと思います。
最近のMotorolaの端末はコスパの高いモデルが多いですね。
モトローラ SIM フリー スマートフォン Moto G6 Plus 4GB/64GB ディープインティゴ 国内正規代理店品 PAAT0026JP/A
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