筋トレのパフォーマンスを維持するためには、水分補給とエネルギー補給はかかせませんよね。筋トレ中にワークアウトドリンクを飲んでいる人は多いかと思います。
わたしもこれまではBCAA粉末とマルトデキストリン粉末を水に溶かして飲んでいたのですが、お気に入りのサプリメーカーのマイプロテインにワークアウトドリンク用の粉末があることに気づいたので、さっそく試しに飲んでみることにしました。
イントラワークアウトの特徴
- クラスターデキストリン配合
- BCAA配合
- ビタミンC、ミネラル配合
糖質、BCAA、ミネラルなどのおよそワークアウトドリンクに求められる成分はもれなく入っていて、糖質はブドウ糖やマルトデキストリンではなくクラスターデキストリンを採用しています。
クラスターデキストリンのメリット
クラスターデキストリンは元々グリコが開発した高分子のデキストリンで、マルトデキストリンより優れた特徴を持っています。
- 甘くない
- 水に溶けやすい
- 浸透圧が低い
- ゆっくり消化吸収される
- 脂肪燃焼を妨げない
フレーバーは3種類
フレーバーはストレベリーライム、トロピカル、クランベリー&ラズベリーの3種類。
ストロベリーライムとトロピカルはBCAAですでに経験済みでしたので、これまで飲んだことないフレーバーのクランベリー&ラズベリーをチョイスしました。
栄養成分
イントラワークアウト 栄養成分 | ||
100g中 | 25g中 | |
カロリー | 276kcal | 69kcal |
BCAA | 20g | 5g |
炭水化物 | 59g | 15g |
塩分 | 3g | 0.75g |
ビタミンC | 160mg | 40mg |
カリウム | 153mg | 38mg |
カルシウム | 92mg | 23mg |
マグネシウム | 14.8mg | 3.7mg |
40ccでおよそ25g
利用目安が25gということで、付属のデカい計量スプーンですくってみると、およそ40ccで25gになりました。
成分(原材料)
高分岐循環型デキストリン (クラスター デキストリン®)(57%)、 L-ロイシン、 L-バリン、 L-イソロイシン、 ミルクプロテイン (12%)、 酸(クエン酸)、 香料、カリウム(硫酸カリウム)、カルシウム(りん酸二カルシウム)、 マグネシウム(酸化マグネシウム)、 テーブルビート濃縮物、 甘味料 (スクラロース)、 ビタミンC (アスコルビン酸)
なぜかミルクプロテインが入っている
原材料にミルクプロテインが入っているのが気になりますね。筋トレ中に飲むワークアウトドリンクには消化器官に負担がかかるものはNGなはずなんですけど、イントラワークアウトにはなぜかミルクプロテインが入っています。
少量なら問題ないという認識なのかもしれませんが、どういう意図でミルクプロテインを入れたのか謎です。消化の早いWPI(ホエイ プロテイン アイソレート)でもないし。
クランベリー&ラズベリー味のレビュー
300mlの水に25gだと味が濃すぎて飲めない
最初は利用目安どおりに300mlの水に25g入れて飲んでみたのですが、ワークアウトドリンクとして飲むには味が濃すぎてものすごく飲みづらかったです。自分は水500mlに15gくらい(利用目安の半分以下の濃度)が限界でした。
多量の汗をかく夏場は筋トレ中に飲むワークアウトドリンクの量が多いので薄めに作っても問題ないですが、冬場はそんなに飲めないので、結果的に補給できる糖質の量が少なくなってしまいました。
泡立ちがすごい
それから泡立ちが尋常じゃないです。しかも時間がたってもずっと泡立ったままなので、飲み口のついてないシェイカーだと泡が邪魔で飲みづらいかもしれません。
最初は濃度が高いからかと思いましたが、薄めに作っても同様に泡立つので、濃度の問題ではないようです。
クレアチンを入れたら泡立ちがすこしおさまった
クレアチンパウダーを3gほど混ぜたら激しい泡立ちが多少おさまりました。ちなみにクレアチンはほぼ味がないので味はほとんど変わりません。
ブルーベリーガムっぽい味
味はロッテのブルーベリーガムに似ていて(とくに粉末をそのまま口に入れると顕著)、薄めに作れば、ベリー系のさわやかな甘みと酸味がほどよくとてもおいしいです。さらに薄めにするといちごのかき氷のようなさっぱりした味になってこれまた飲みやすくてよいです。
マイプロテインのベリー系フレーバーは当たりが多いです。
まとめ
運動中の糖質補給として優秀なクラスターデキストリン入りということで、期待してたのですが、やはりミルクプロテインが入っているのがひっかかりますね。それから味が濃くて飲みづらいのもマイナスポイント。筋トレ中に味の濃いものはなかなか飲みづらいので。
というわけで、結局ワークアウトドリンクは従来どおりのEAAとマルトデキストリンを自分で配合した手作りドリンクに戻すことにしました。
クラスターデキストリン単体の粉末もある
さらにその後、サイクリックデキストリン なるものを発見。こちらはクラスターデキストリン単体の粉末ということで、いまはこれとEAAを混ぜたものをワークアウトドリンクとして飲んでいます。