ISSN(国際スポーツ栄養学会)で筋肉増強に有効性と安全性を示すエビデンスありと定義されているサプリメントであるHMB。自分は筋肉の分解防止目的で利用しています。
出典:ISSN exercise & sports nutrition review update: research & recommendations
そんなHMBですが、市販されている商品はほぼカプセルもしくはタブレット状です。しかもHMB以外にいろいろ混ざっているもの商品がほとんどで、かつ割高だったります。純粋なHMBかつパウダー状の商品といえばこれまでマイプロテインでしか見かけませんでした。
ふだんはマイプロテインのHMBパウダーを愛用していますが、長期間売り切れ状態がつづくことが多いため入手経路を開拓することにしました。
今回はAmazonで見つけた純粋なHMBパウダーをご紹介したいと思います。
聞いたことのないメーカーだが大丈夫か?
見つけたのは株式会社シングという聞いたことないメーカーのHMBパウダーです。Amazon.co.jp での取り扱い開始日は2018年11月と表示されており思いのほか販売期間は長いです。それほど警戒する必要はないのかもしれないと思いつつ、それでもまったく情報がない状態のため多少の不安はありました。
とはいえ、3,000円以下という失敗しても諦めのつく金額なのでヨシ!ということでダメもとで購入した次第です。まあ、ダメだったら次から購入しなければいいだけですし。
SAVE HMBパウダーの特徴
めずらしい横長パッケージ
一般的な縦長のパッケージではなく縦より横手方向が長くなっています。商品はゆうパケットで届いたので、ポスト投函可能な寸法に合わせてこの形にしたのかもしれません。
実際に使用してみて気づきましたが、横長のパッケージだとおくまで手をつっこまなくてすむので、意外と使い勝手がよいです。
純粋なHMBパウダーでコスパよし
1日3g摂取する場合、SAVEのHMBパウダーなら1日あたり約17円。
ちなみにパウダーでないですが、Amazonで買えるVALX HMBタブレット 山本義徳 HMB1日あたり3,000mg配合 450粒だと1日あたり93円なので、SAVEのHMBパウダーがいかにコスパに優れているかご理解いただけるかと。
ちなみにマイプロテインだと60%オフセール時なら1kgを3,000円強で購入できるので、1日あたり10円くらいとなります。ただし、在庫があればの話ですけど。。。
栄養成分
100gあたりの栄養成分 |
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エネルギー | 252kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
食塩相当量 | 0g |
HMB-Ca | 100g |
おすすめ摂取タイミングは「運動1時間前」「食後」「就寝前」と記載されています。
付属のスプーン1杯で2〜3g
パッケージには2分の1杯で1gとのこと。実際に付属のスプーン(5cc)でHMBパウダーをすくって計量してみると、軽くすくった場合は2g、きっちりすりきり1杯で3gと表示されました。計量器の誤差を考慮すると付属のスプーンだいたい3g前後といったところでしょうか。
レビュー
粉末の粒子が非常に細かく粉が舞いやすいので若干扱いにくさを感じます。
飲み方としてはパウダーを直接口に放り込んで水で流し込むのが手っ取り早いですが、HMBの独特の酸味と強烈な苦味(渋み?)のため、飲み込むのにかなりの精神力を要します。常人には耐えられないでしょう。何ひとつエビデンスはないですが、これを直飲みできるのは100人中1人いるかどうかといったところじゃないですかね。よっぽど苦味というか渋み耐性ある人以外は挑戦しないほうが身のためです。
マイプロテインのHMBパウダーとわずかに風味?は異なるものの、どちらも半端なくマズい点は同じです。
何かしらの液体に混ぜて飲むにしても味の薄いものだとHMBの味に負けるので、できるだけ味の濃い飲み物に混ぜるのがおすすめです。
自分はお気に入りのフレーバーのBCAAやEAAドリンクに混ぜてHMBの味をごまかしています。
ちなみにBCAAならマイプロテインのアイスティー味がおすすめです。
まとめ
見知らぬメーカーだったため多少警戒していましたが、これといった問題点は見当たらずちゃんとしたHMBパウダーでした。素人目にはマイプロテインとくらべて品質に差があるようには見えませんでした。
コスパに関してはマイプロテインには及びませんが、売り切れがちなマイプロテインとは異なり、在庫は安定しているようでしたので、マイプロテインHMBパウダーの入荷を待てないときはこちらを購入を検討してみてもいいかもしれません。