前置き
我が家には車が2台ありますが、かれこれ10年以上タイヤ交換時はアジアンタイヤを選択しています。
タイヤ遍歴
- Corsa 65
- NANKANG NS-20
- NANKANG RX615
- NEXEN CP641
- RADAR RPX10
- RADAR Rivera Pro 2
- ZEETEX HP2000 vfm
今回はシエンタに4年半履かせていたRADAR Rivera Pro 2からの交換について綴っていみたいと思います。アジアンタイヤに興味のある人のご参考になれば幸いです。
前回のタイヤ交換についてはこちらをご覧ください。
タイヤ価格は上昇傾向
タイヤは毎度おなじみオートウェイで探します。
4年半ぶりにオートウェイのサイトで価格をチェックすると、以前にくらべて大幅に価格が上昇していました。アジアンタイヤだけが価格上昇したというわけではなく国産タイヤ含め全体的に上昇傾向です。
2019年4月から2023年10月までの価格上昇率一例(送料込み単価で比較しています)
- RADAR Rivera Pro 2 ... 3,630円 → 5,080円(+40%)
- NANKANG NA-1 ... 5,080円 → 7,160円(+41%)
- DUNLOP SP TOURING R1 ... 7,580円 → 9,030円(+19%)
ちなみに4年前に存在していたATRはミシュランに吸収されブランドが消滅したみたいですね。
アジアンタイヤのアドバンテージは失われた?
国産タイヤよりアジアンタイヤのほうがより上昇率が高く、4年前とくらべ国産タイヤとアジアンタイヤの価格差がだいぶ縮まった印象です。性能のわりに価格が安すぎたアジアンタイヤが性能に見合った価格になってきたともいえそうですが、4年前にくらべたらアジアンタイヤの優位性がゆらいでいることは確かです。
安ければヨシ!
我が家は私も妻も短距離移動のみなので、最低限の品質が担保されていれば必要以上の性能は不要と考えています。よって以前より割安ではないとはいえ、まだまだ価格の安いアジアンタイヤを迷わず選択します。もし頻繁に長距離移動をする乗り方であったら価格と性能のバランスを考慮し、国産タイヤも含めて検討していたことでしょう。
オートウェイでタイヤ購入
オートウェイでは最安値はいま履いているのと同じRADAR Rivera Pro 2は5,080円。
次に安いのはMAXTREK MAXIMUS M1 185/60R15 84Hの4,810円でした。
※価格は2023年10月時点のものです
価格差は1本あたり270円(4本で1,080円)なので、いまと同じRADAR Rivera Pro 2にしようかと思ったのですが、せっかくなのでこれまで履いたことのないブランドにしようと思いMAXTREK MAXIMUS M1を試してみることにしました。
>オートウェイでMAXTREK MAXIMUS M1をチェック
MAXTREK MAXIMUS M1 185/60R15 84H
タイヤの購入金額
1本あたり:4,810円
タイヤ4本の購入金額:19,240円
※2023年10月時点の税込価格
アジアンタイヤで採用率の高いETRTO(XL)規格ではなく、国産タイヤと同じJATMA規格なので、車体に記載されている指定空気圧の数値に設定すればよさそうです。
ETRTO(XL)規格のタイヤ空気圧設定についてはこちらをご覧ください。
自宅近くの提携カーショップでタイヤ交換
タイヤ交換は便利なタイヤピットを利用します。近隣の提携カーショップを指定すれば、購入したタイヤをカーショップへ直送してくれるので、車を持ち込むだけでOKという手軽さです。
タイヤ交換作業の費用
サイズ | 基本料金(税込) |
15インチ以下 | 1,980円/本 |
16~18インチ | 2,420円/本 |
19~20インチ | 2,970円/本 |
タイヤサイズにより基本料金が決まっており、我が家のシエンタのタイヤは15インチなのでもっとも安い「15インチ以下」という区分の料金 1,980円(税込)です。
基本料金には以下の3つの作業料金が含まれます。
- 車体からのタイヤ・ホイールの脱着
- タイヤとホイールの組み替え
- バランス調整
基本料金に加え廃タイヤ処理やバルブ交換については別料金になります。基本料金以外に必要な費用はショップによって異なるため事前に確認しておきましょう。
今回タイヤ交換を依頼したショップは廃タイヤ処理料のみでOKでした。(以下、料金表記はすべて税込金額)
- 廃タイヤ処理・・・500円/1本
- バルブ交換料・・・無料
タイヤ1本あたりの作業料金合計は2,480円でした。
タイヤ交換費用総額
タイヤ:4,810円×4本=19,240円
交換費用:2,480円×4本=9,920円
総額:29,160円
交換費用込みで1本あたり7,290円
>オートウェイでMAXTREK MAXIMUS M1をチェック
MAXTREK MAXIMUS M1のインプレッション
デザイン
サイドウォールはこれといって特徴はなくのっぺりとしたデザインです。
185/60R15というサイズなので当然リムガードはありません。
性能
剛性感はなくやわらかい感触ですが、街中をふつうに走っている分には不安は感じません。とくにクセのようなものもありません。
静粛性
時速60km超えるとわずかに高周波系のパターンノイズは発生します。こちらはあまり気にならないのですが、時速15kmあたりで急激にノイズ大きくなります。
とくに減速したときに顕著で、まるで荒い路面を走行しているような騒音がハッキリと聞こえます。
NEXEN CP641というタイヤのノイズによく似ています。(10年以上前の話なのでいまはちがうかもしれません)
摩耗が進むにつれて軽減されるとよいのですが。。。せめて悪化しないことを祈ります。
耐久性
耐久性については数年後に確認したいと思います。
まとめ
タイヤとしての性能は問題ないです。価格とのバランスを考えたら優秀といえるでしょう。ただし、低速時のノイズがどうしても気になりますね。
オートウェイのレビューを見るかぎり、静粛性については好意的な感想が多かったので安心していたのですが。。。
もしかしたら個体差があってたまたまハズレを引いただけという可能性はありますが、少なくとも自分はこのタイヤを人におすすめしようとは思わないです。同じ価格帯ならRADAR Rivera Pro 2のほうが圧倒的におすすめです。
>オートウェイでMAXTREK MAXIMUS M1をチェック