プラスチック製の定番シェイカーに引き続き、メタルシェイカーもおまけでゲットしました。何度か使用してみたなかで気づいたことを綴ってみたいと思います。
メタルシェイカーのサイズ
メタルシェイカーのサイズ | |
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容量 | 750 ml |
全長 | 230 mm |
上部(直径) | 94 mm |
底面(直径) | 73 mm |
※多少の誤差はご容赦ください
定番の600mlシェイカーでも結構大きいと感じていましたが、メタルシェイカーは750mlだけあってさらに大きいです。プロテインドリンクを作るときはこんなに大容量である必要はないでしょうが、トレーニング中に飲むワークアウトドリンク用としては、とくに大量に汗をかく夏場は重宝しそうです。
ボトル上部スクリュー部分の直径は定番シェイカーとほぼ同じ。ただ、メタルシェイカーのほうはスクリュー直下の部分が膨らんでいるため、そのぶんボトルが太くなっています。
キャップ部分の構造が定番シェイカーと異なる
飲み口の部分は定番シェイカーと同じく樹脂製(プラスチック)。ただし、少し構造がちがっていて定番シェイカーよりも開け閉めがスムーズです。
キャップ内側の構造が複雑
プロテインが混ざりやすくするためにキャップの内側に工夫が施されています。たしかにブレンダーボールなしでもよく混ざる気がしますが、マイプロテインのImpactホエイはもともとダマになりにくいこともあり、定番シェイカーとの差は正直よくわかりません。ちなみに定番シェイカーについてくるブレンダーボールは、メタルシェイカーにはついてませんでした。
キャップの内側が絶望的に洗いにくい
ここが一番ネックなのですが、このキャップ内側のフィン構造はキャップと一体化されているため外すことができず、一般的な食器用のスポンジではキャップの内側を洗うことはできません。
内側を洗うにはスポンジのほかにブラシのようなものが必要になり、洗浄が非常に面倒です。
メタルシェイカーは食洗機で洗える?
食洗機を数回使用したかぎりでは、温水の熱や温風の乾燥で変形することはなく、また、アルミ製品のようにアルカリ性の食洗機用洗剤で腐食することもありませんでした。
一般的にステンレスは食洗機で洗えるはずですが、メタルシェイカーが食洗機に対応しているかどうかは明示されていないため、なんともいえません。
継続して使用しているともしかしたら影響が出てくるかもしれないので、食洗機を使用するかどうかは慎重に判断したほうがよさそうです。
ステンレスは保温性に優れている?
結論からいうと、メタルシェイカーは断熱二重構造ではないのでまったく保温性に優れていません。
冷たい水を入れた直後はボトルが素手で保持できないほど冷たくなりますし、周囲の気温とドリンクとの温度差が大きいと激しく結露します。保温性が低いため冷たいドリンクはすぐにぬるくなってしまいます。
真空断熱構造の水筒やタンブラーのイメージにより、「ステンレス=保温性が高い」と誤解しがちですが、ステンレス素材自体には保温性(断熱性)は期待できません。
ステンレスは一般的な金属の中では熱伝導率は低いほうですが、プラスチックよりは圧倒的に熱伝導率が高い(プラスチックの約10倍熱を伝えやすい)ため、二重構造にでもなっていないかぎり保温性は低いのです。
まとめ
保温性に関しては断熱性の高いカバーなどを装着することである程度解決できるためそれほど気にはならないですが、キャップ内側の洗いにくさに関しては個人的に致命的なデメリットであると感じました。
マイプロテインの定番シェイカーに対するメタルシェイカーの利点は、見た目がカッコいいことと、容量が大きいことくらいなので、今後のメタルシェイカーの出番はなさそうです。