激安プロテインの「NICHIGA(ニチガ)ホエイプロテイン100」は安くて、無添加なので安心して飲めるし、ちょうどいいサイズということもあり、すっかりリピーターになりました。
成分や味はいたって普通のプロテインなのですが、粉末がサラサラしたタイプではなくて、片栗粉のようにしっとりしていてかたまりになる性質があります。
わたしは、出先でもいつでもタンパク質を補給できるようにと、普段小さい容器にプロテインを入れて持ち歩いているのですが、この性質のため容器に詰め替えるときに結構苦労します。
携帯用の容器に入れる際、ペットボトルロート(百円ショップで購入)を使うのですが、そのままだとこの注ぎ口につまってしまうのです。容器に入れるときは箸などでつついて押し込む必要がありますし、飲むときも容器から粉末がなかなか出てこないため飲みにくいのです。
自宅で飲む分に関してはまったく問題ないのですが、小さい携帯容器に小分けする際はわずらわしさを感じていました。
そこで、同じくニチガ製のホエイプロテインで、固まりやすい性質を改善したinstant(造粒品)バージョンを試してみることにしました。
通常版との価格差は1袋あたり200円未満。(2017年6月現在)
通常版とのちがい
栄養成分は通常版と同じ。原材料は乳清タンパク濃縮物のほか、おそらく造粒のために使用されていると思われる成分のレシチン(大豆由来)が加わっています。
こちらもスプーンはついておりませんので、別途用意する必要があります。
見た目に差はないもののサラサラして固まりにくい
さっそく袋を開けてみると、見た感じは固まってる感はありますが、スプーンでさわってみるとすぐにくずれます。
通常版は片栗粉のような質感でしたが、こちらは一般的なプロテインとかわらないです。
普段使用している携帯容器にペットボトルロートを使って入れてみたところ、さすがに一度にドサッと入れるとつまってしまいますが、少しずつ入れていけばすんなり落ちていきました。
ちなみにこの容器は、化粧水や乳液などを小分けするためのものです。百円ショップのコスメコーナーで発見。
溶けやすさはトップクラス
お次はシェイカーを使って溶けやすさをみてみます。冷水200mlに対しプロテイン約20g入れました。
すると、シェイク直後こそ泡立ちがみられますが…
10秒もたたないうちにきれいに泡は消えてしまいました。
ダマになることもなくすべて溶け切っており、飲んだ後もこのとおり。
溶けやすさは数あるプロテインの中でもトップクラスではないでしょうか。
通常版とほとんどかわらずほぼ味なし
水に溶かすと、かすかに大豆のような風味が感じられるぐらいで、通常版とほとんどかわりませんでした。
うすーいスキムミルクのような風味で、もちろん甘くないです。
チョコ味やイチゴ味などに慣れている人には物足りないかもしれませんが、逆に変なクセがないので誰でも飲める無難な味だと思います。
ビルダー飲みでも歯にくっつきにくく飲みやすい
通常版は直接口に放り込むと、結構歯にくっつきますが、こちらはほとんど歯にくっつきません。すくない水でもほとんど口の中に残りらず飲み干せて、たいへん飲みやすいです。
造粒品のほうが飲みやすくてオススメ
片栗粉のような性質の通常版とは違い、こちらの造粒品は期待どおり、サラサラで飲みやすくて、小分けしやすいことがわかりました。
現時点で、価格差は1袋あたりわずか197円(3袋セットの場合)ですので、「1円でも安い方がいい」という人以外はこちらの造粒品のほうがオススメです。
同じコンセプトのニチエーのプロテインも同様にお値打ちです。