夏になると子供を連れてプールにいく機会が増えるのですが、自分の使っているスマホは防水でないため、プールで写真を撮ることはありませんでした。
最近はプールでスマホを携帯している人を当たり前のようにみかけるようになったし、自分も子どもの写真を撮りたいなーと思い、防水ケースを購入することにしました。
で、実際に使ってみてなかなかイイ感じだったので、購入を検討されている人の参考になるように詳しく紹介させていただきたいと思います。
モバイルバッテリーで有名なAnkerの防水ケースを購入
購入したのはAnkerのIPX8規格の防水ケースです。水深30mまで使用可能だそうです。
AnkerはGoogle出身者が立ち上げたメーカーで、スマホの周辺機器に強くて信頼性も高いと評判です。わたしはモバイルバッテリーやケーブルをいくつか持ってますが、品質や性能に満足しています。
スペック
大きさ
外寸がタテ約21cm×ヨコ約11cm
ラウンドジップの長財布よりひとまわり大きい感じ。最大6インチまで対応とあるだけに結構大きいです。
防水ケースにスマホを入れるときは上部2か所のロックを外します。
開けたときにロック部分がプラプラしていて、非常に不安をおぼえますが、ロックを閉めればきっちりと密閉されます。
5.5インチのスマホを入れた状態
手持ちの5.5インチのスマホ(Moto X Play)を入れてみると若干余裕のある感じです。
少し余裕がありますので、保護ケースをつけたままでも入らないことはないのですが、TPUのケースはこの防水ケースとは相性が悪く、いちいち引っかかってしまいとても出し入れしづらいので、保護ケースは外してあります。手帳型のケースの場合もつけたままではきびしいです。
※TPU…熱可塑性ポリウレタン。ポリカとシリコンの中間ぐらいの柔らかさで、多少クッション性がありながらもほとんど型崩れしないくらいの硬さがある素材です。
左右と下部の黒い部分は浮き輪のように膨らんだ形をしています。
これによりケース内に空気が残りますので水に浮きます。あと、多少の衝撃は吸収してくれます。
ちなみに4.95インチのNexus5を入れてみると、さすがにゴソゴソ。
6インチスマホも入らないことはないですが、画面が見切れてしまいます。
操作性
タッチ操作は問題なし
実際に防水ケースに入れた状態で使ってみると、とくに問題なく使用できました。手が濡れていても大丈夫でした。ただ、電源ボタンだけは黒いふちで見えなくなるため場所がわかりずらいのと、ケースのおかげで若干押しづらいです。
顔認証は当然使えるが指紋認証は非対応
android 5以上に標準装備のトラステッドフェイスと呼ばれる顔認証機能はもちろん問題なく使用できました。指紋認証は残念ながら使用できませんでした。
水中でのタッチ操作はやっぱりできない
当然ですが、水中ではタッチ操作はできません。水中で写真を撮りたい場合は、タイマー機能を使うか、iPhoneなら電源ボタンをシャッターに割り当てるなどの工夫が必要です。
写真は普通にきれいに撮れる(ただし、フラッシュ撮影不可)
防水ケースは無色透明なので、写真はなんの問題もなくきれいに撮ることができました。ただし、これはフラッシュを使用しない場合の話で、フラッシュを使用すると防水ケースの内側に光が反射してしまい写真が全体的に白っぽくなってしまいます。
左がフラッシュ無し、右がフラッシュあり
動画撮影時の音声はこもる
撮影自体はできるものの、防水ケースで密閉されてしまうので音声はこもりがち。聞こえなくはないですが違和感のある音になっていまいます。
水中写真は工夫が必要なものの、水上での写真撮影は問題なし
というわけで、この防水ケースの購入目的であるプールでの写真撮影は問題ありませんでしたので、今後は気兼ねなくプールにスマホを持ち込もうとおもいます。ネックストラップつきなので、海や川で流される心配がなくなるというメリットもあります。
あとは耐久性がどんなものか気になるところですが、なにかあればその都度追記していきたいとおもいます。