500GBのSATA SSDから2TBのM.2 NVMe SSDにディスクまるごとクローンして移行

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東芝エルイートレーディング(TLET) 内蔵SSD 2TB PCle Gen3x4 M.2 2280 TLD-M2B02T3

データ量の多いApexやらDockerやらいろいろインストールしていたら、いつのまにかストレージの空き容量が半分以下になってしまいました。

SSDは性質上、空き容量は半分以下にしないほうがパフォーマンスを維持できて劣化防止になるらしいので、ストレージの容量アップをしようと思います。

これまでシステムディスクはSATAでしたが、せっかくPCIeスロットがあるためM.2 NVMeタイプに変更しようと思います。

PCIeスロット

PCの情報

製造:2018年製

メーカー:マウスコンピュータ

マザーボード:H110M-S03 ( Micro ATX / DDR4 / SATA 6Gbps 対応ポート×4 )

システムディスク:Samsung 870 EVO 500GB SATA 2.5インチ 内蔵 SSD MZ-77E500B/EC

SSDの選定

いまの容量が500GBなので1TBあれば安心かなと思いつつAmazonで1TBのSSDを物色。

いまどきはGen4.0のSSDが手頃な価格で手に入るようですね。ただ、マザーボードがGen4.0には対応してなさそうなので、同じ予算で倍の容量が選べるGen3.0の2TBを選択することに。

SSDの発熱対策

NVMeは発熱しやすいらしい。念のためヒートシンクを装着して発熱対策を講じておきます。

購入したヒートシンクはこちら。

M.2 PCIe変換ボードが手元にすでにあったため、ヒートシンクを別途購入しましたが、M.2 PCIe変換ボードとヒートシンクを別々に購入するよりはヒートシンク付きのM.2 PCIe変換ボードを購入するほうが割安です。

さっそくSSDをマウントしてみる

M.2 SSDを扱うのは初めてなので備忘録的に手順を書いておきます。

SSDにヒートシンクを装着

  1. ヒートシンクを準備
  2. SSDにサーマルパッドを貼り付ける
  3. SSDをヒートシンクでサンド
  4. ネジ止めすれば装着完了

SSDにヒートシンクを装着する手順の画像

SSDにヒートシンクをボルトオン

M.2 PCIe 変換ボードにSSDを装着

M.2 PCIe変換ボードを準備

M.2 PCIe 変換ボード

変換ボードにSSDを差し込む

M.2 PCIe変換ボードにSSDを差し込む

コネクタの反対側をネジで固定する

コネクタの反対側をネジ止め

反対側から見たところ

ネジ止めした部分の裏側

変換ボードをステーに固定する

変換ボードにステーを装着

PCIe変換ボードをPCIスロットに差し込み、ブラケットを躯体に固定する

m.2 PCIe変換ボードをPCのPCIeスロットに装着

PCを起動してEsusアプリを立ち上げると新しいSSDを認識できた。

データ移行

EaseUS Todo Backup Free 12.0というクローン作成アプリでシステムディスクまるごとクローンします。前回だったか前々回だったかにSSD換装を行ったときにアプリをインストール済みだったので、今回も同じアプリを使用します。

現在のバージョンではクローン機能は有償版の機能となっているらしいですが、12.0はクローン機能が使えます。

手順

  1. ソース(クローン元ディスク)を選択
  2. ターゲット(クローン先ディスク)を選択
  3. パーティション調整前
  4. パーティション調整後

クローン元とクローン先の選択とパーティションの調整

パーティションを調整しないとCドライブの容量アップできないので、最大値までCドライブの容量を確保します。

パーティションの調整が終わったら、クローン開始→48分で終了。

クローン開始直後と終了後の様子

クローンが完了したら、BIOSを起動します。

一般的な方法でBIOS起動できなかったので回復オプション経由でBIOSを起動しました。

回復オプション経由でBIOSを起動する方法

マウスコンピューター FAQ アーカイブページ
https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/sc_faq_documents.asp?FaqID=21649

Windows11の場合は、システム > 回復 > 回復オプション > PCの起動をカスタマイズする > 今すぐ再起動

回復オプション経由でBIOS起動

BIOS画面で起動ディスクをクローン先のディスクに変更して設定を保存して終了。

BIOS画面でクローン先のSSDを起動ディスクに選択

何事もなくOSが起動。Cドライブのストレージが2TBになり、問題なく移行できていることが確認できました。これで当面の間はCドライブの容量を気にしなくてよさそうです。

ちなみにこれまで使用していたディスクはCドライブのバックアップ用ディスクとして使おうと思います。