エレコム ワイヤレスキーボード「TF-FBP052WH」はカーソルキーの配置がネック

外出中にスマホで長文を打てたらいいなと思い、はじめてBluetoothキーボードを買いました。

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実際に使ってみてわかったことを書いていきますので、購入を検討されている人はご参考になさってください。

 

購入動機

わたしは車の中でメールの返信をしたり、ブログの下書きを書いたりすることが多く、これまではスマホとノートブックでこなしていました。

必然的に運転席にすわって作業をすることになるのですが、ノートブックだとステアリングホイールが非常に邪魔になります。

それでもシートを一番下、かつ一番後ろに下げて、さらにチルト機構付きのステアリングホイールを一番上に上げて、なんとかスペースをつくりだして作業していました。

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ただ、この状態でもステアリングホイールにディスプレイの一部を遮られてしまうのと、見下ろした体制となるため体に負担がかかっていました。

なにかいい方法がないかと探していたところにBluetoothキーボードなるものにたどりつきました。

なるほどこれがあれば、スマホを車載ホルダーに装着したままで、膝の上に置いたキーボードで文字が打てる!と思い、さっそくAmazonで物色開始。

 

Bluetoothキーボードの条件

キーボードを選ぶ際の条件としては、日本語(JIS)配列であることと、安さを重視しました。

日本語(JIS)配列であること

わたしはこれまでずっと日本語(JIS)配列のキーボードを使ってきたため、US配列は経験がありません。

ローマ字入力なので、文字打ち自体はそれほど不便はなさそうなものの、やはり使いなれた配列のほうが、ミスも少なく作業効率がいいだろうという判断です。

いっときは「慣れれば問題ないかもしれない」と思ったものの、会社で使用するキーボードが日本語配列のため、US配列に慣れてしまうとこんどは会社での入力作業に支障をきたしてしまう懸念がありましたので、やはり手堅く日本語配列のものを選ぶことにしました。

 

色は黒以外で

これは個人的な好みの範疇になりますが、なんとなく見た目の重たい黒いキーボードはイヤだったので、黒以外のカラーバリエーションがあるものを選ぼうと思いました。

 

サイズにはこだわらず

車の中に置きっぱなしにするつもりだったので、携帯性はまったく考慮しませんでした。

べつに小さくなくても、軽くなくてもいいのでとにかく打ちやすければOKとしました。

 

お試し感覚なので安いほうがいい

はじめてのBluetoothキーボードということと、使用するのは車の中のみと用途が限られていることもあり、あまり高価なものは避けようと思いました。

とりあえず試してみて、もっといいものが欲しくなったらまた考えればいいということで、失敗してもすぐにあきらめがつくように、とにかく安いものを選ぼうと思いました。

 

JISでは最安っぽかったエレコムのキーボードを購入

これらの条件のもとで絞ったなかで、最終的にかなりお手頃価格だったエレコムのTK-FBP052のホワイトを購入しました。

単3電池が付属して1,500円程度とかなり安い。失敗してもいいやという思いで熟慮期間を設けず即購入に踏み切りました。

ちなみにもしUS配列OKだったら、AnkerのウルトラスリムBluetoothワイヤレスキーボードにしてたと思います。

これも安い。Ankerのキーボードは見た感じ、洗練されておりなかなかカッコイイです。AppleのMagic Keyboard風のデザインですね。ただし素材はプラスチックなので、実物は安っぽいみたいです。

 

実際に使ってみてどうか?

さっそくスマホとペアリングしてみました。

ペアリングはとても簡単

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スマホのBluetoothをONにした状態で、キーボードの電源ONにしてから、FnキーとEscキーを同時長押し。

※このときキーを押してすぐに離してしまうとペアリングモードになりません。2秒ほど押し続ける必要があります。

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電源ランプがゆっくり点滅してペアリングモードになったら、スマホがELECOM TK-FBP052を認識しますので、タップして接続。

あとは画面に表示されたコードをキーボードで入力してEnterを押せば設定完了です。

これらの作業は初回のみで、次回以降はBluetoothをON&キーボードの電源ONで自動的にペアリングを開始してくれます。

キーボードの電源ONから入力可能になるまでは5秒もかかりません。これだけ早いとストレスを感じることはないと思います。

 

入力のタイムラグはほとんどなし

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いまのところ、まったく違和感なく文字を打てています。

無線であるがゆえに多少はタイムラグはあると思うのですが、気になるほどの遅延は感じません。ほとんどリアルタイムで入力できています。

入力が反映されるのが遅くてイライラすることはまったくありません。

 

キーストロークは11.6型モバイルノートと変わらず

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モバイルノートは11.6型のASUSのE200HAという格安ノートを使っているのですが、同じパンタグラフでキーストロークはどちらも2mm弱ということもあり、打鍵感はほとんど同じ。

モバイルノートのキーボードに慣れている人ならそんなに違和感は感じないと思います。

  

思ったより窮屈な感じはしない

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E200HAの幅にくらべると4cm以上狭いですが、キーピッチがE200HAの18.5mmに対し、このキーボードは17.4mmと1.1mmしかかわらないので、それほど窮屈に感じることなくタイピングできています。

 

膝の上に置いてもちゃんと打てる

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実際の使用状況はこんな感じです。

こうやって膝(厳密には腿)のうえで使用していますが、問題なくタイピングできています。

強いていえばキーボードに傾斜があり、手前が下がった状態になるため、手首に角度がついてしまうので、モバイルノートでタイピングしていたときにくらべ、若干指が疲れやすいかな。

 

独特のキー配置がネック

ここからはこのキーボードのイマイチな部分を紹介していきます。

Enterキーの位置がキーひとつぶん下がっていて打ちにくい

最初とまどったのが、Enterキーの位置が普通のキーボードよりキーひとつぶん下にずれていることでした。

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慣れないうちはEnterを押すつもりが、間違って上の「^」を押してしまうという現象が頻発しました。

ただ、これについてはほんの数日で慣れていきました。いまではほぼ打ち間違えることはありません。

 

カーソルキーが横一列に配置されていて使いにくい

このキーボード最大の不満点がこれです。

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このキーボードで文字を打つようになってはじめて、自分がカーソルキーを多用していることに気がつきました。

カーソルキーの配置がいつもと違うだけでこんなに違うものかと実感しました。

たとえばカーソルを移動させたいときに、いつもなら画面から目を離さなくても自在にできるのに、このキーボードではそれができません。感覚的にどこがどの矢印なのかがわからないため、いちいちカーソルキーを目視しなくていけません。

結局、スマホの画面をタッチしたほうが早いので、カーソル移動にカーソルキーは使わなくなりました。

漢字変換のときもイライラ…

あと、漢字変換のときも困ります。変換中に右の文節に移動しようと→を押したつもりが間違えて↓を押してしまうというミスを毎回おかしてしまうのです。そのたびに手が止まりイライラさせられますし、カーソルキーを目視して押さないといけないので無駄に時間がかかります。

 

デフォルトの状態ではキーボードの表記と違う記号が入力される

Amazonのレビューを見ると、キーボードの表記どおりにタイプできないというものが散見されますが、もしかしたら入力モードを変更できることを知らないのかもしれません。

Androidスマホの場合、デフォルトの状態だとたしかに「”」や「@」などの記号類が表記どおり入力できません。このキーボードは様々なデバイスに対応するために、入力モード変更という機能がありますので、表記どおりに入力できないときは入力モードを変更してあげればいいのです。

Fnキー+Modeキーで入力モードを変更可能

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入力モードを変更してあげれば表記どおり入力できるようになります。ただ、電源OFFで初期値に戻されるため、キーボードを使うたびに毎回モード変更をおこなわなければならないという煩わしさはあります。

 

コンパクトで安いのはいいけれど、カーソルキーの横一列配置がネック

ためしにこのエントリーをTK-FBP052WHで書いてみましたが、スマホとBluetoothキーボードの組み合わせはおもいのほか快適でした。ただ、ノートブックにくらべるとやはりスピードは劣ります。

スピードが劣る要因はいくつかありますが、最大のネックはカーソルキーの横一列配置ですね。メモや下書きなどでひたすら文字を打ちまくるだけならそれほど問題にはならないものの、文章の体裁を整えながら打とうと思うとこのカーソルキーの配列に悩まされることになります。

コンパクトで軽いのはいいのですが、コンパクトさを最優先にしないのであれば、多少サイズが大きくなっても自然なキー配置のキーボードのほうが後悔しないと思います。

このキーボードを購入したのは正直失敗でしたが、1,500円以下という値段ゆえにすぐにあきらめはつきました。もうしばらく使用してみて、それでもカーソルキーの横一列配置を克服できないのであれば、違うキーボードを探そうと思います。