タンパク質が20g以上入っているマイプロテインのプロテインバーシリーズ第10段。今回はオールインワンパフォームバーを紹介したいと思います。
フレーバーは「チョコレートオレンジ」です。好みのフレーバーではなかったのですが、ほかに選択肢がなかったのでやむを得ずこちらを購入しました。
栄養成分
オールインワン パフォームバー チョコレートオレンジ 栄養成分 |
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1食分 | 70 g |
カロリー | 257 kcal |
タンパク質 | 28 g |
脂質 | 6.2 g |
炭水化物 | 23 g |
うち糖類 | 12 g |
食物繊維 | 5.4 g |
成分(原材料)
チョコレートオレンジ味:プロテインブレンド(ミルク(乳)プロテインアイソレート、加水分解ゼラチン、ホエイプロテインコンセントレート(乳)、ソイ(大豆)プロテインアイソレート)、ダークチョコレート クーベルチュール(13%)(砂糖、ココアマス、ココアバター、乳化剤(大豆レシチン)、香料)、湿潤剤(グリセリン)、オレンジ ファッジスタイルアイシング(11%)(砂糖、パームオイル、グルコース シロップ、水、スキムミルク(乳)パウダー、ナチュラルオレンジ 香料、塩、乳化剤(E472c)、保存料(E202)、増粘剤(E401)、着色料(E160a、E120)、フルクトオリゴ、クレアピュア®(クレアチンモノハイドレート)、部分異性化 砂糖 シロップ、L-グルタミン、脱脂 ココア パウダー、香料、L-ロイシン、サンフラワー オイル、抗酸化剤(ミックス E306 トコフェロール-リッチエキス)
特徴
- 1本で28gのタンパク質がとれる
- クレピュア、L-グルタミン、L-ロイシン配合
- 糖類が多い
1本あたりのタンパク質はたっぷり28g
1本あたりのタンパク質は28gと、間食としては不足のない量のタンパク質をとることができますね。
クレピュア5g配合されているが・・・
プロテインバーとしてはめずらしくクレアチン、L-グルタミン、L-ロイシンが配合されています。クレアチンは筋トレのパフォーマンス向上が期待できるエビデンス確かなサプリメントです。
出典:ISSN exercise & sports nutrition review update: research & recommendations
ただ、クレアチンはその性質上、継続して摂取して筋肉内の貯蔵量を増やしておくことが必要なので単発で摂取しても意味がありません。したがってプロテインバーに配合されていてもメリットはないんですよね。オールインワンパフォームバーを毎日食べるなら別ですが、クレアチン単体で摂取するほうがよっぽど現実的です。
グルタミンとロイシンについてもそれぞれ3g、1gと、気休め程度の量なのでこちらもあまり魅力感じません。
糖類が多い
原材料をみると、砂糖や部分異性化糖(partially inverted sugar syrup = 転化糖?)が使用されているようで、1本あたりの糖類はなんと12g!
今どきのプロテインバーとしてはどうなの?といわざるをえないほど糖類が多いです。少なくとも糖質制限中は食べるべきではないですね。
チョコレートオレンジ味のレビュー
お味のほうはどうかというと、ただ甘いだけで全然おいしく感じませんでした。
しつこい甘さとねっとりとしたキャラメル系の食感があいまって、一昔前のプロテインバーといったイメージ。飲み物なしで食べるのはきついです。
個人的にチョコレートとオレンジの組み合わせがあまり好きではないため(といってもデメルのオレンジピールチョコレートはおいしく食べられます)、多少のマイナス補正がかかっておりますのであしからず。
まとめ
おすすめ度 ★☆☆☆☆
タンパク質の量は文句なし。さらにクレアチン・グルタミン・ロイシンを配合しており一見、高スペックなプロテインバーかと思いきや、実際はそうでもありませんでした。
クレアチンが入っているメリットがないし、グルタミンとロイシンの量は物足りない。なにより血糖値の急激な上昇を招く糖類が多く含まれているのが気になりますし、第一甘すぎておいしく食べられないです。
なので自分はオールインワンパフォームバーはおそらく二度と買わないと思います。甘さに耐性のある人やチョコレートオレンジ風味が好きな人以外は手を出すのはやめておいたほうがよろしいかと。どうしても気になるならまずは【お試し用】 をどうぞ。