iPadをノートパソコン代わりに使うべくロジクールのK380という評判のいいBluetoothキーボードを買いました。
Logicool ロジクール K380BK Bluetooth ワイヤレス キーボード マルチOS:Windows Mac iOS Android Chrome OS対応
- 出版社/メーカー: Logicool(ロジクール)
- 発売日: 2015/11/05
- メディア: Personal Computers
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このキーボードを選んだ決め手は英数キーとかなキーが使えることでした。
iOSで言語切り替えはCtrl + スペース
iOS(iPhoneやiPad)ではCtrl + スペースで日本語と英語の入力を切り替えます。
短文の文字打ちであればそれほど負担には感じないものの、長文を打つときは頻繁に日本語と英語を切り替える必要があるため、ワンタッチで言語を切り替えられないことにけっこうストレスを感じてしまいます。
このK380は英数キーとかなキーがついているため、MacBookと同じようにワンタッチで言語を切り替えることができるのです。
K380の英数キーが反応しない!?
ところが、K380を購入後いざiPadで文章を打とうと思ったら、なぜか英数かなキーが使えないのです。
正確にいうと、かなキーで英語から日本語に切り替えるのはできるのですが、英数キーで日本語から英語へ切り替えることができません。
英数かなキーが使えるという理由でこのキーボードを選んだのに、英数キーが使えないとなるとこのキーボードを使う意味がなくなってしまうためこれは一大事です。
iPadがダメならiPhoneはどうだ?ということでiPhoneで試してみると、問題なく英数かなキーは使用できました。つまり英数キーが物理的に壊れているわけではないので、おそらくはiPad側のソフト面の問題だろうということでロジクールのサポートを頼ることにしました。
さきに結論から書いてしまうと、ソフトウェアキーボードアプリ(Gboard)を使っていたことが原因でした。
どうやらGboardやATOKなどのソフトウェアキーボードでは英数かなキーは使用できないらしく、これらを削除してデフォルトの「日本語」に戻したら無事に使えるようになりました。
ロジクールのサポートに問い合わせ
最初は自力で解決しようと2,3日検索しまくりましたが、結局解決策は見つからなかったので仕方なくロジクールのサポートに問い合わせることにしました。
問い合わせる前にLogitec Community Forumで解決策を探してねと促されましたが、ロジテックのコミュニティーフォーラムは英語圏のコミュニティなので、英数かなキーという日本特有の問題に関する解決策は見つからなさそうだったので速攻でサポートに問い合わせました。
以下、ロジクールのサポートとのやりとりです。
わたし「iPadでかなキーは使えるのに英数キーが反応しないんです」
ロジ「iPadではCtrl + スペースで言語を切り替えてください。これはiOSの仕様です!(断言)」
わたし「同じiOSのiPhoneでは英数キーを問題なく使えるので、iOSの仕様ということはないのでは?」
ロジ「言語設定で英語と日本語が登録されているか確認してみてください」
もしかしてGboardが原因?
この時点でピンときました。もしかしたらソフトウェアキーボードアプリのGboardが原因ではないかと。
iPadのデフォルトの日本語入力ではフリック入力ができずものすごく不便だったため、フリック入力ができるGboardを使っていました。
さっそくGboardをアンイストールしてデフォルトの日本語入力に戻したところ、無事に英数キーも使えるようになりました。めでたし、めでたし。
ATOKもダメっぽい
あとで調べてわかったのですが、GboardだけでなくATOKでも英数キーを使えないようなので、おそらくデフォルトの日本語入力でないと少なくともK380の英数かなキーは使えないようになっているのだと思います。
おわり
というわけで、ろくに調べもしないで「iOSの仕様です」と言い切ってしまうロジクールのサポートの姿勢には多少不信感を抱きつつも、無事に問題が解決したので良しとします。
K380の英数かなキーが使えるようになったおかげで、iPadでの文字入力がめっちゃ捗ります。