チャタリング対策済み「ロジクールのワイヤレストラックボールM570t」使用半年レビュー

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半年前に初めてトラックボール型のマウス「ロジクール M570t」を購入しました。ロジクールのトラックボールマウスを半年使用してみて感じたことを書いていきたいと思います。

ノートブックのタッチパッドになじめずワイヤレスマウスが欲しくなる

出先でもブログを書けるようにと半年前にASUSの11.6型ノート「E200HA」を買ったものの、タッチパッドの操作にどうも馴染めず使いにくさを感じていました。

ジェスチャーを覚えてしまえば不自由なく使えるようになるんだろうなと思いつつも、なかなか覚えられずに使いこなせるようになりませんでした。

せっかく外に持ち運べるようにモバイルノートを買ったのでマウスは使いたくなかったのですが、使いづらいままイライラするよりはいいかと思いマウスを使うことにしました。

そこで、どうせならワイヤレスのものがいいなと思い、以前から一度試してみたかったこともありワイヤレスマウスを買うことにしました。

ということで、早速Amazonで「ワイヤレスマウス」を検索。最初に目に飛び込んだものがロジクールのM187BKでした。

値段も安いし見た目もカッコイイ。ただ、レビューをチェックしてみると、おおむねいい評価が多い中「すぐに壊れた」とか「当たり外れがある」などの評価も少なからず見当たることもありちょっとためらいました。電池寿命も短めで最大6ヵ月なので、半年に一回電池交換するのは面倒だなと思いパスすることに。

で、次に目に留まったのが同じくロジクールのトラックボールなるものでした。

以前テレビでプロゲーマーがこのタイプのマウスを使ってアクションゲームをプレイしていたのを思い出し、プロゲーマーが使っているぐらいだからきっと使いやすいだろうと判断。電池寿命が最大18ヵ月ということもありワイヤレストラックボールを選びました。

通常マウスよりかなり大きめ

通常のマウスなら親指と小指で軽く挟むようにして持つところを、このトラックボールは本体の曲線にフィットさせるように手のひら全体をかぶせて操作します。

したがって、いままで使っていたマウスに比べかなり大きい作りになっています。

トラックボールは手首を動かす必要がありませんので、手首に負担がかからないという利点があります。わたしは手首に負担がかかるほど長時間マウスを操作することがありませんので、通常マウスとの違いはわかりませんが、長時間使われる人にとっては負担軽減の効果があることでしょう。

それと、通常マウスとちがい、マウス自体を動かす必要はないため狭いスペースでも操作可能です。マウスを置く場所が平面である必要もないため膝の上とか、布団の上などでも操作できてしまいます。マウスパッドも必要ありませんので、マウスパッドなしでも机が傷ついたり汚れたりする心配もありません。

ボールの操作感やメンテナンスについて

トラックボールは親指でボールを動かしカーソルを移動させます。想像したよりもボールの動きが軽くて、いままで使わなかった親指に繊細な動きを求められるため最初はカーソルを合わせるのに神経を使いましたが、しばらく使っているうちにだんだんうまく動かせるようになりました。

ボタンについては通常のマウスと同じ操作で扱えますので、ボールの操作に慣れてしまえば通常マウスと同じように扱うことができるようになりました。

このボールを見ると昔のボール式マウスを思い出します。Windows98時代に使っていたマウスは裏面にゴムのようなものでできたボールがついており、内部のローラー部分にすぐにゴミがたまるのでしょっちゅうボールを外して掃除をしなければなりませんでした。第2世代の光学式以降のマウスしか知らない方からすればボールの掃除とかイミフだと思いますが、当時はそれが当たり前でしたからね。なつかしい。

このM570tを使いだして半年が過ぎましたが、いまのところボールの動きは滑らかでホコリなどは溜まっていないようですが、いずれ掃除が必要になりそうです。ボールは簡単に外せますので、掃除はそれほど苦にならないと思います。

電池の持ち

単三電池は最初から入っていました。工具無しで交換できます。電池の横にUSBレシーバーを収納するスペースがあります。

節電のため、使わないときは裏面にあるスイッチをオフにしています。最大18ヵ月の電池寿命をうたっていますので当然のことですが、まだまだ電池交換の必要はなさそうです。

いまのところチャタリングは発生せず

ロジクールのトラックボールをネットで検索すると、「チャタリングが頻発する」という不具合が散見されます。ただ、どれも「M570」のものでした。今回購入した「M570t」はすでにチャタリング対策済みらしく、わたしのM570tもいまのところチャタリングは発生していません。

そのかわり、M570に比べ販価が高くなっているようです。レビューを読むとM570は3,000円以内で購入できたようですので結構値上がりしたようですね。実際、値上がりした価格がネックとなり購入を見送っている人もおられると思いますので、もう少し値下がりして買いやすくなるといいですね。

万が一、不具合が発生したとしても保証はたっぷり3年間ありますので、それほど心配はしていません。

もう少し安ければいうことなし

まだ使い始めて半年ということもあり、いまのところ不具合は発生していません。電池寿命も期待できそうなのもポイントが高いです。

唯一心配していた使い勝手も、タッチパッドのように操作方法をあらたにおぼえる必要がなく、通常マウスとほとんど変わりなく簡単に操作できますので、親指でのボールの操作に慣れてしまえばどうってことはありませんでした。

通常マウスと違い操作スペースが不要で、使う場所を選ばないためモバイルノートとともに外出先で使うのに適していると思います。

あとは値段がもう少し安くなってくれればいうことなしですね。