昨年9月に花壇に直挿ししておいたナエマの挿し木。30本中2本という低い生存率の中生き延びた挿し木苗を根づいてしまう前に鉢上げしたいと思います。
まずは土から掘り出して根の状態をチェック
約半年の間挿しっぱなしでまったく根の状態がわかりません。どれぐらい成長しているでしょうか。
根の発育は問題なかったのですが、掘り出す際、盛大に根がブチブチ切れてしまいました。(>_<)
生育がイマイチだったもう1本はさすがに根も貧弱でした。
大丈夫かな~?
スリット鉢へ植え付け
見た目はイマイチですが、根の生育が良くなる(しかも安い!)スリット鉢へ植え付けていきます。
左はもともとナエマの苗が植えられていたデルバール純正の3号ポットです。右は5号スリット鉢。
こんな感じでスリットが入っております。
このスリットがあることによって通気性・排水性が良くなり、根のサークリング現象を防いでくれるのです。あと、少し角ばった形によって根が横に走らず下に伸びるように誘導してくれる効果があるみたいです。
デルバールのポットはスリットが入っていませんが、のこぎりで切れ込みを入れてなんちゃってスリット鉢にしました。
土は普通の培養土を使用
土は特にこだわりなく一般的な培養土を使用します。元肥は配合されているようですが、念のためマグァンプとようりんを少量混ぜておきました。
普通の鉢なら排水性・通気性をよくするために鉢底石を入れるところですが、スリット鉢は排水性・通気性ともに良好ですのであえて鉢底石は入れずにそのまま土を入れていきます。
はじめはスリットからすこし土がもれますが、そのうち流出しないようになります。
半分ほど土を入れたところで挿し木苗を根を広げた状態で土の上に置きます。
位置が決まったところで残りの土を入れていきます。
鉢をトントンして根に土を密着させます。
マルチングで泥はね予防
最後に泥はね防止のために繊維系バークのガーデンモスでマルチングします。
あとはたっぷり水をかけて終了。
これから水やりを忘れないようにしないと(^^;)