ウッドデッキの塗料を水性のガードラックアクアに変更

製作してから8年経過した我が家のウッドデッキ。これまでは毎年和信のガードラックプロという浸透型の油性塗料を塗り重ねてきましたが、以前から気になっていた同じく和信の水性塗料「ガードラックアクア」を試す機会がおとずれました。

今年の5月にいつものように床板を再塗装していましたら、床板をちょうど半分ほど塗り終えたところで塗料が底をつきてしまいました。床板すべては塗れないことはあらかじめ承知していたので、残りはあらかじめ買っておいたガードラックアクアを塗ることとなりました。

f:id:billiex:20180630081213j:plain

今年の5月に塗装してから約5か月が経過。耐久性に関してはもう少し長いスパンでの検証が必要ですが、ガードラックアクアのほうが総合的に優れていると判断して、今後はガードラックアクアに完全に切り替えることにしました。

ガードラックプロに対しガードラックアクアが優れている点

ガードラックプロと比べて優れている点を挙げていきます。

刺激臭がない

ガードラックプロは油性、ガードラックアクアは水性です。プロは有機溶剤を使用しているため、かなり刺激臭があります。和信のサイトでは低刺激を謳っており、一般的な油性塗料よりはもしかしたら抑えられているのかもしれませんが、けっこう鼻につくにおいがします。

わたしもそうですが、VOC(揮発性有機化合物)などの化学物質に過敏な人はマスクをするなど対策が必要なレベルのキツさです。塗り終えたあとも、乾燥するまでは周囲ににおいが拡散されるため、ウッドデッキに面する掃き出し窓をしばらく閉めなくてはいけないくらいです。小さい子どもがいる場合はとくに注意が必要です。ガードラックプロを塗っていたときはお隣さんにもきっと不快な思いをさせてたと思います。

それにくらべ、アクアはにおい自体はあるものの、有機溶剤の刺激臭とは違いそれほどイヤなにおいではありません。溶剤がまったく入っていないわけではないですが、においに敏感なわたしでも気にならないレベルです。塗料のにおいに関しては気を使う必要がなくなりましたので、気兼ねなく塗装作業ができるようになりました。

1回塗りでOK

f:id:billiex:20180630081507j:plain

ガードラックプロのほうは2回塗りを推奨しております。1回目の塗装を乾燥させてから2回目の塗装を行う必要があるため、どうしても塗装作業に最低2日かかります。いっぽう、アクアは1回塗りでOKなので、塗装作業は1日で完了できるというメリットがあります。

後片付けがラク

油性塗料は塗装が終わったら、使用したハケと容器をハケ洗い液で洗う必要があるのに対し、水性のアクアはハケ洗い液を使用する必要がなく水洗いでOKなので、後片付けがとてもラクになりました。

カンペハピオ ハケ洗い液 400ML

カンペハピオ ハケ洗い液 400ML

ハケ洗い液の費用もバカになりませんので、水洗いできるとお財布にもやさしいので助かります。

あと、手に塗料がついてしまった場合にすぐに水で洗い流せば簡単に落とせるという利点もあります。

撥水性能が高い

ガードラックプロはキシラデコールやインウッドなどと同じ、いわゆる浸透型の塗料です。木部に浸透しやすく、ほとんど塗膜を作らないため木目を生かした自然な仕上がりとなるのがメリットですが、造膜型の塗料にくらべるとどうしても劣化が早く、撥水性能が長持ちしません。

撥水性能がなくなると、木材に水がしみこみやすくなるため、乾きがおそくなってしまいます。濡れた状態が長くなればなるほど、腐朽菌やカビが繁殖しやすくなるため、ウッドデッキのとくに水平面の寿命が縮まるのが早まります。

ガードラックアクアを塗ってからまだ5か月ほどしか経っていないため、耐久性については引き続き検証が必要ですが、現時点においてはガードラックプロよりは撥水性能が高いことが確認できましたので、耐久性には期待が持てそうです。

f:id:billiex:20180630081411j:plain

塗装から5か月経過した床板。左がガードラックアクア、右がガードラックプロです。ガードラックアクアのほうがわずかに撥水性が高いのがわかります。

明るい色に更新可能

f:id:billiex:20180630081427j:plain

ガードラックアクアは半造膜型の塗料なので、ある程度下地を塗りつぶします。そのため、塗膜を形成しないため同色もしくは暗い色にしか変更できない浸透型の塗料と違い、暗い色の上から明るい色を塗り重ねることが可能になります。

暗い色を塗ってしまったウッドデッキをやっぱり明るくしたいという場合は、塗膜を形成するタイプの塗料は役に立ちます。

ガードラックプロのほうが優れている点

木目がきれいに出る

ガードラックプロは浸透型の塗料なので、着色はされるもののほとんど塗膜をつくらず木目の表情がきれいにでます。したがって木本来の風合いを残したい場合は塗膜をつくらない浸透型の塗料のほうが適しています。

対するガードラックアクアは半造膜型。完全に木目をつぶしてしまうわけではありませんが、いかにも「塗装しました」といわんばかりの塗膜感はあります。

自然な仕上がりにこだわりたい人は、ホームセンターなどで実際に塗装された見本を確認したうえで選んだほうがよさそうです。

塗料の伸びが良く塗りやすい

ガードラックプロはとてもサラサラしていて、良く伸びるため非常に塗りやすくムラになりにくいという特徴があります。粘性が低いためひび割れた部分にもよく染みこんでいきます。

それにくらべガードラックアクアは粘性が高く、いわゆるペンキのようなねっとりした性質で普通のハケだとひっかかる感じでちょっと塗りにくい印象。ただし、2×6の床板に関してはワンタッチコテバケを使えばいっきにきれいにムラなく塗れますので、それほど苦にはなりませんでした。

ハンディ・クラウン INNOVA ワンタッチコテバケ セット 150mm

ハンディ・クラウン INNOVA ワンタッチコテバケ セット 150mm

このワンタッチコテバケはパットの幅(150mm)がウッドデッキの床板(2×6)とほぼ同じなので非常に塗りやすいです。

 

木目がつぶれる仕上がりを許容できるならガードラックアクアはおすすめ

f:id:billiex:20180630081654j:plain

というわけで、仕上げの雰囲気や塗りやすさはガードラックプロのほうが優れているものの、においが少なくて、水洗い可能、撥水性能が高いなどのメリットが多いです。木目のつぶれる仕上がりを許容できるならウッドデッキの塗料として水性のガードラックアクアはおすすめです。