傷んだウッドデッキの床板を張り替え【準備編】

約9年前にDIYで作った我が家の屋根なしウッドデッキ。長年の風雨と直射日光にさらされた結果劣化が進み、とくにここ数年、床板の傷みがひどくなってきたために張り替えることにしました。

やっぱりSPFはウッドデッキには不向き

最初にウッドデッキを作る際、ほんとはWRC(ウエスタンレッドシダー)を使用したかったのですが、予算の都合で床板をSPFにしました。こまめに保護塗料を塗っていれば大丈夫だろうと高をっくくっていたのですが、どうやら考えが甘かったようです。ちなみに使用していた塗料は和信化学工業の油性のガードラックProです。

毎年きちんと塗り重ねていたのですが、5年を過ぎたくらいから傷みが目立ちはじめ、表面はひび割れてくるわ、ツノマタタケは生えてくるわで劣化が加速していきました。そして、ついに腐朽菌の餌食となり、一部の床板はもろくなりはじめました。さすがにこのままではまずいと思い、改修を決意しました。

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最初は傷んだ床板だけを交換しようと思っていたのですが、床板をはがしていく段階で床板の裏側をチェックしたときに、上から見たときは問題なさそうに見えた部分も裏側は思いのほか腐朽菌に浸食されていたことがわかり、結局すべての床板を張り替えることにしました。

 

設計・必要な板の枚数を確認

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現状の床のサイズは3600×2600mm。長さ3600mmの2×6材を18枚使用しています。根太部分の外寸は2510×3555mm。

床板の隙間は当初5mmに設定しましたが、現在は木痩せや曲がりの影響で、4~10mmほどになっています。

 

隙間を5mmから9mmに拡大

少しでも床板の劣化を遅らせるべく、今回は水はけと通気性を重視して、隙間を広めの9mmとしました。

床板の間隔が広いとこどもの足の指が挟まって危険といわれますが、ウチのこどもはもう小学生だし、ウッドデッキでは必ず靴を履くようにしていますので危険はないだろうと判断しました。

 

床板の枚数を18枚から17.5枚に減らす

現状は外壁すれすれの位置から床板を張ってあるので2×6材を18枚使用していますが、今回は掃き出し窓のサッシからスタートさせますので、その分床板の枚数を減らせます。

12fを17枚使用して、掃き出し窓の両脇の部分は2×4材を張って隙間を埋めます。

シャッターをおろしたときに床板と干渉しないように、サッシから11mm隙間を空けた位置から床板を張ることにします。

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床板はWRC(ウエスタンレッドシダー)を採用

あらたに張り替える床板にはもちろんSPFは使いません。こんどは長持ちさせたいので、そこそこ耐久性が高く加工もしやすい、それでいて価格もそれほど高くないWRCを使うことにしました。

もともとWRCを使用しているウッドデッキのフェンスの手すりは、床板と同じ水平部分でありながら現在も良好な状態を保っていますので、耐久性に期待が持てます。

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けっこうひび割れてはいるものの、ボロボロになったSPFの床板とは雲泥の差です。

 

サニーウッドでWRCを購入

ウッドデッキ材を販売している業者は多数あり価格や品質がまちまちです。前回は木工ランドで購入しましたが、今回は価格と品質のバランスが一番よさそうだったサニーウッドさんで購入することにしました。

※デッキ材の価格はけっこう変動がはげしいので、事前にちゃんと調べてから、現時点でベストと思われるショップで購入することをおすすめします。

工数を減らすためにプレカットを依頼

カット無料キャンペーンというのをやってましたので、多少の誤差は覚悟のうえでプレカットをお願いすることにしました。

通常、床板をすべてを張り終えたあとで木口を切りそろえていくのですが、すこしでも工数を減らしたいのと、丸ノコやちゃんと切れるジグソーを持っていないというのもあり、今回はカット済みのものを使用することにしました。

ただし、カットをお願いすると返品不可となってしまいますので注意が必要です。当然ですが、加工があるぶんだけ納期は延びます。配達日まで7営業日以上必要なので余裕をもって発注する必要があります。

配達日は指定できますが配達時間は指定できませんので、その日は1日スケジュールを空けておく必要があります。あと、日祝日は割増運賃をとられます。

 

WRCのデッキ材到着

デッキ材は3枚ずつひとまとめにされておりました。

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板の両端と中央の3か所にストレッチフィルムが巻かれた状態で届きました。

荷下ろしの際、わたしはすこしくらい傷がついても平気だったのでわりと雑に扱ってましたが、運送会社のドライバーさんはめっちゃ丁寧に扱ってくれて好感が持てました。

 

デッキ材の寸法および品質を確認

プレカットをお願いしてましたので、さっそく注文通りの寸法になっているかを確認。と、ここでまさかの誤算。板の長さはきっちり3600mm出ていたのですが、板の幅に3~5mmの誤差があったのです。

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すべての板を計測したわけではありませんが、サイト上で141mmと表記されていた板幅が、実際には136~138mmだったりしました。

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とはいえ、注意事項にはちゃんと「誤差は+-4%以内」と書いてあったので文句は言えません。気をとり直して現物の幅で再計算ところ、とりあえず誤差は許容範囲内。隙間9mmのままでちゃんと納まりそうなので安心しました。

 

品質は問題なし

17枚のうち芯持ちは2枚ありました。この2枚はそのうち激しく反ってきそう。

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カット済みの木口面はとてもきれいなので、サンディングせずにそのまま使うことにしました。

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節の多いところはこんな感じです。汚れとか欠損はほぼありません。

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とくに高品質というわけではありませんが、そこまでこだわりはないのでこれで十分です。

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WRCは香りの強い樹種で独特のあまい香りがします。木材のなかではヒノキの香りが一番好きですが、WRCも個性的でとてもいい香りだと思います。あと、サイプレスのさわやかな香りも好きです。

 

塗装~完成編へつづく

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