傷んだウッドデッキの床板を張り替え【塗装~完成編】

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前回の【準備編】にひきつづき塗装から完成までの工程を書いていきます。

水性保護塗料「ガードラックアクア」を塗る

それではさっそく作業開始。まずは保護塗料を塗っていきます。

昨年までは油性のガードラックProを塗っていましたが、今年から水性のガードラックアクアに切り替えました。今回も当然ガードラックアクアを塗っていきます。

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半造膜タイプの塗料なので、木目がそれなりに塗りつぶされてしまいますが、こちらのほうが耐久性が高いようなので、少しでもデッキを長持ちさせるために今後はこれを使っていきます。油性塗料にくらべ格段ににおいが少ないも大きなメリットです。

 

ワンタッチコテバケを使ってラクラク塗装

床板の塗装は通常のハケではなくて、ワンタッチコテバケというウッドデッキの床板塗装に最適な道具を使います。

このコテバケはちょうど横幅が2×6材と同じくらいなのでとても塗りやすく、塗装作業がものすごくはかどります。木口部分もこれで塗ることができるので、普通のハケの出番はありませんでした。

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塗料のカラーはオレンジ

塗料のノリは◎ ただし消費量は多め

WRCの床材の表面がザラザラしているので、塗るときにけっこう抵抗があるものの塗料のノリはいいです。ただし、吸い込みが激しいので、塗料をどんどん消費していきました。

ちなみにガードラックアクアは一回塗りでOK。2回塗りだったら塗料が足りなくなるところでした。

 

ブルーシート買っといてよかった

ちょうどこの時期、ずっと悪天候が続いてぜんぜん塗装作業が進まずブルーシートが大活躍。結局すべて塗り終えるのに1ヶ月以上もかかってしまいました…。

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すべての床板の塗装が完了したので床板をならべてみる

 

つづいて床板張り

ようやく塗装が完了し、いよいよ床板張り作業開始です。

今回使用した道具はこちら

  • インパクトドライバ
  • ドライバドリル
  • ドライバービット
  • 下穴ドリルビット
  • 面取りカッター
  • 75mmステンレスコーススレッド
  • 250mmF型クランプ2個
  • 自作のスペーサー2個
  • 自作のガイド
  • ノコギリ
  • ソーガイド
  • ノミ
  • 玄翁(かなづち)
  • 差し金
  • 鉛筆

 

まずは1枚目の床板を慎重に張る

掃出し窓のシャッターを下ろしたときに床板と干渉しないようにサッシからすこし隙間をあけて1枚目の床板を張っていきます。

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11mmほど隙間をあけました

 

1枚目の位置が2枚目以降の基準となりますので、できるだけまっすぐな床板を使用して慎重に位置を決めて、クランプで2箇所しっかりと固定しておきます。

クランプで固定したら、自作ガイドを使ってビスを打つ位置にしるしをつけます。

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しるしをつけたところを下穴ドリルで穴を開けていきます。

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WRCはいわゆるソフトウッドなので、下穴を開けなくても問題なくビスを打てますが、木割れを防ぐために念のため下穴を開けました。

 

次に面取りカッターでビスの頭がちょうど納まる程度に面取り。

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あとはインパクトドライバでビスを打ち込んでいきます。

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めんどうですがきちんと面取りしておくとやはりきれいに納まりますね。

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下穴を開けてありますので、ドライバドリルでも問題なく打ち込めるのですが、狙ったところで回転を止めるのが難しく、すぐにビスを床板にめり込ませてしまうので、より扱いが簡単なインパクトを使いました。

 

2枚目からはすでに張ってある床板との間に自作のスペーサーをかませながら、床板を張っていきます。

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端材でつくったスペーサー

 

支柱部分はノコギリとノミで切り欠き

支柱に干渉する部分は随時、切り欠き作業が必要になります。

切り欠く部分に線を引いて、

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ノコギリで切れ込みをいれます。本当はもっとこまかく切れ込みを入れたほうがきれいに処理できるのですが、見えなくなる部分なので手抜きしてます。

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そしてノミと玄翁で落とします。

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切り口にはガードラックアクアを塗っておきます。

 

とまあ、こんな感じでぼちぼち作業をつづけまして、木材発注からずいぶんと日が経ちましたが無事完成しました。

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スペーサーを使ったおかげで、きれいにビスを打てました。

 

床板の木口部分はよくみると不揃いなのですが、ぱっと見はわからないのでこれでよしとします。

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やっぱり屋根が欲しい!

WRCはけっして高い木材ではないものの、ウッドデッキの床板に使うとなるとそれなりの出費となりますので、できるだけ長持ちさせたいところです。もちろんきちんとメンテナンスをしていくつもりではありますが、現在の雨ざらしの状態だとどうしても不安です。

とり外したSPFの床板も、家の外壁に近いあまり雨の当たらない部分のものはほとんどひび割れがなく、良好な状態を保っていましたので、雨ざらしの環境だと劣化が非常に早まることがうかがい知れます。

ウッドデッキを長持ちさせるにはやはり屋根が必要ですね。ということで次は屋根づくり。時間をかけてじっくりと構想を練って5月に着工。なんとか梅雨の季節までに屋根をつけることができました。

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