5月末に強めに切り戻したナエマの2番花が無事に咲きました。開花後に切り戻した枝を利用して挿し木に再挑戦します。
2番花の開花
春に切り戻したあとぐんぐん枝が伸びていき、3週間が経った頃には枝先にちいさなつぼみをつけてくれました。
途中、水やりをサボったせいで(^^; ときどき水切れをおこしぐったりしていたものの…
その後、ほかの枝も順調につぼみをつけていき、7月の初めには最初にできたつぼみが開花しました。
春の花に比べると若干サイズが小ぶりですが、トータルで20輪ほどのかわいい花を咲かせてくれました。あいかわらず甘くてとってもいい香りに癒されます♪
かなり深めに切り戻したにもかかわらず勢いよく枝が伸びてしまい、まっすぐ上に伸びたものは高さ140cmぐらいになりました。鉢の高さが30cmほどありますので、一番高いとこは目線より高い170cmを越えたところで花が咲いてしまい鑑賞しづらい状態です(^^ゞ
肥料と虫害
肥料をやりすぎると病気にかかりやすくなると聞き、肥料控えめのスパルタ教育に切り替えたわけですが、順調に育っているようです(^^)v
肥料は控えめにして様子見
春の開花後は追肥をしておらず、春先に置いたIB肥料の肥効もそろそろ切れる頃だと思いますが、しばらくは元肥のマグァンプとヨウリンの肥料分だけで様子を見たいと思います。
シャクトリムシ?
で、あいかわらず病気にかかることなくいたって健康なナエマくんですが、ふと見たら葉っぱが虫に食われているではありませんか!Σ(゚Д゚)
よーく見ると黒くて細長ーい尺取虫のような虫がいることに気づきました。
むむむ…大事な若葉を食い散らかすとは許せん!しかも見た目がキモい。
葉っぱごとサヨナラ、さらに殺虫スプレー
普通なら捕殺するところなのでしょうが私は虫が苦手でして、コガネムシのような甲虫系ならまだしも蛾の幼虫などのワーム系はさわることはもちろん、見るのもイヤなので(だったらバラなんか育てるなよと言われそうですが)、捕殺はムリっす(-.-;)
じゃあどうするのかといえば、まだ被害が小さかったこともあり虫がついている葉っぱごと切り取ってそのままビニル袋に入れてサヨナラします。
見えないところに隠れているやつがいるかもしれないので、いちおう全体的に殺虫スプレーを吹きつけて一匹残らず抹殺してやります。
虫よけスプレーのようなにおいの殺虫スプレー。病気の予防効果もあり。
オルトランDX粒剤で予防
さらに虫害予防のためにオルトランDX粒剤を株元にまいておきました。
夏を乗りきるために浅めに切り戻し
春の切り戻しと違い、これからの暑い夏を乗り切るために、この時期は浅めに切り戻して多めに葉っぱを残しておきました。
ついでに株の内側に茂った葉っぱや傷んだ葉っぱをむしり取り、風通しを良くしておきました。
挿し木に再挑戦
さて、切った枝先をこのまま捨てるのはやっぱりモッタイナイ。ということでダメもとで再び挿し木に挑戦したいと思います。
春に挑戦した時は日光が当たらなさすぎる場所に置いていたためか盛大に失敗したわけですが(笑)、今回はダメもとでさらに成功しなさそうな直挿しにしちゃいます。
直挿しとは?
挿し木を専用のポットや鉢に挿すのではなく、地面に直接挿すというワイルドな挿し木の方法です。
強健な植物なら夏さえ乗り切ればあとはほっといても水切れすることなく発根するという素晴らしい方法ですが、当然土の中に潜む病原菌にさらされる状態となりますので、病気に弱い植物は成功率が下がってしまいます。ただ、これだけ過酷な状況で生き残った奴はきっと病気にも強くなるだろうという期待を込めて、直挿しという強硬手段をとることにしました。
前回の失敗の教訓を生かし、挿し木をする場所はナエマの鉢のそばの午前中だけ日が当たる花壇にしました。
成功率が低いことをを見越して、順次切り戻した枝から取った挿し木を手当りしだい地面に挿していき、最終的に30本近く挿しました。
数打ちゃ当たる作戦です。
コニファーのグレイオウルも挿し木に
ついでにコニファーのグレイオウルも一緒に直挿し仲間に入れてみました。
一緒に写っている青紫色の花はビオラ
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