7月に2番花を切り戻したとき挿し木に再挑戦し、花壇に直接挿したナエマの挿し木のその後のようすを報告します。
直挿しの挿し木、その後のようす
7月下旬に挿し木をしてから約1月半が過ぎました。挿し木にとっては過酷な環境の真夏、しかも土中のさまざまな病原菌にさらされる直挿しという方法をとっていますので、当然成功率は低いだろうと考えて多めに30本ほど挿しましたが、思いのほか生き残っていて現在9本。
↓葉っぱが残っているものが7本。
↓落葉して枝のみとなったものが2本。
全滅も覚悟していましたが意外と生き残りました。\(^o^)/
こちらは残念ながら失敗に終わった挿し木たち。
失敗したやつは最初に葉っぱが枯れてきて落葉。枝のみとなってからだんだんと黒ずんでくるというパターンです。
現在、落葉したもののまだ緑色を保っているものが2本あります。もしかしたらこの2本も同じように枯れていくのかもしれません。もうしばらくようすを見てみたいと思います。
直挿しだと発根が確認できない…
こうして過酷な環境に耐えて生き残った挿し木を見て思ったことは・・・
発根してるかどうか確認ができないということ。
ちいさなポットに挿したものならポットのそこから根っこが出てくるみたいなのでそれで発根を確認できますが、直挿しはまったくわかりません。
地面から引っこ抜いて確認するわけにもいかないので、新たな芽が伸びだすまでは我慢してそのままにしておきます。
ちなみに挿してからすぐに芽が伸びだしてきたものはすべて力尽きていきました。
こんな感じで芽吹いてくるものですから「もしや成功?」と思われたのですが、喜んだのも束の間すぐに枯れました。
調べてみるとこれは土の中から吸収した養分で成長したものではなく、挿し木に残ったエネルギーを使って芽吹いただけのようです。本来、発根に使われるべきエネルギーを芽に取られるので、こうなると逆に発根がむずかしくなるとのこと。実際にこの挿し木もほどなくしおれてきてお亡くなりになりました。
ナエマの親株は至って元気!
いっぽう、親株のほうは元気に育ってます。
前回、2番花のあとは夏を乗り切るためにナエマになるべく負担をかけないように浅めに切り戻しましたので、その分結構枝が伸びてます。
現時点ですでに花が咲いた枝もありますが、伸びた枝が細いため花も小ぶりで一輪咲き。
高い位置で咲いているのでよく見えない…。
ただ、ナエマ自身は健康そのもので葉っぱが枯れることなく元気に育っています。今年は水やりをサボらずがんばりましたので、水切れを起こして枝先がおじぎをしたのは数回ほどでした。
来年は毎日水やりしなくていいように地植えにする計画です。(`・ω・´)
ナエマは夏に葉っぱが丸まる
こんなずぼらな私でもちゃんと育てられるんですから、やっぱりナエマって強健なんだなと思います(笑)。
ちなみにさきほどの写真で葉っぱが丸まっていますが、これはナエマの特徴というかクセのようなものですので決して夏バテしているわけではありませんのでご心配なく。
1週間後に芽が伸びてきた!
その後1週間がたったところで、いちばん葉っぱが元気そうだった挿し木から芽が伸びてきました!ヤッター!
これはもはや成功といっても過言ではないはず。おそらく初根していることでしょう(推測)。
落葉して枝のみとなっていた挿し木2本は残念ながらお亡くなりになりました。
これで残りはかろうじて葉っぱが残っている6本となりましたが、引き続き見守っていきたいと思います。(`・ω・´)ゝ