純正タイヤからNANKANG NS-20に履き替えて15,000km以上走ってみて感じたこと【追記あり】

純正タイヤのミシュランPS3からアジアンタイヤのNANKANG(ナンカン) NS-20に履き替えてからおよそ1年半使用して15,000km以上走りましたので、これまで感じたことなどを書いてみたいと思います。

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なぜアジアンタイヤにしたのか?

4年ほど履きつづけた純正タイヤのPS3が摩耗によりスリップサインが現れてきたため、タイヤ交換することにしました。銘柄はとくに決めていませんでしたが、ブリヂストンやヨコハマなどのいわゆるメジャーメーカーではなくアジアンタイヤにしようと決めていました。

アジアンタイヤ使用履歴

約6年前にアジアンタイヤのネット通販で抜群の品ぞろえを誇る「AUTOWAY (オートウェイ)」で初めてアジアンタイヤを購入して以来、ずっとアジアンタイヤを好んで使用しています。

これまでに4社のタイヤを試してきました。

韓国のNEXEN(ネクセン) CP641

台湾のNANKANG(ナンカン) RX615

インドネシアのCORSA(コルサ) 65

シンガポールのRADAR(レーダー) RPX10

アジアンタイヤは安い

なんといっても安さが魅力で、過去に購入したタイヤはいずれもかなりお値打ちでした。

NEXEN CP641…2,900円

NANKANG RX615…3,800円

CORSA 65…2,500円

RADER RPX10…3,670円

※いずれも175/65R14で送料込み1本の値段

街乗りでは十分な性能

CP641の高周波ノイズ(とくに低速時は顕著)の酷さは閉口ものでしたが、RX615と65はとても静かでゴムが柔らかいせいかソフトな乗り心地で満足していました。

サーキットなどでの攻めた走りは一切しませんので、限界近くの挙動とか耐久性とかはまったくもって不明ですが、街乗りに限れば怖い思いをしたこともなければトラブルもありませんでした。

これで一流メーカーのおよそ半値で手に入るのですからコストパフォーマンスは抜群です。

街乗りでは一流メーカーとの性能差を感じられないのに値段は半分というコストパフォーマンスの高さ。これが私がアジアンタイヤを積極的に選ぶ理由です。

アジアンタイヤはコスパがいい

ですから、昨年の2月にタイヤ交換が必要になったときもまずはアジアンタイヤの中から選ぶことを優先した次第です。

ただ、アジアンタイヤならなんでもいいというわけではなく、これまでに得た情報の中から比較的信頼性の高いと思われる台湾かインドネシアのメーカーを優先的に選ぶようにしています。


アジアンタイヤの老舗オートウェイで購入

というわけで、タイヤはいつもお世話になっているAUTOWAY で購入しました。

マイナーサイズゆえにNS-20一択

なぜNANKANG NS-20を選んだかというと、私の車のタイヤサイズで検索したらこの銘柄しかヒットしなかったからです。よってほかのタイヤを選ぶ余地はありませんでした。

アジアンタイヤを豊富に取り扱うオートウェイですが、時期や銘柄によって品ぞろえにかなりバラツキがありますので、タイミングが悪いとお目当てのものが見つからない可能性があります。

マイナーなサイズに至ってはそもそも取り扱っている銘柄が少なく、常に選択肢が少ない状況で選ばなければいけません。

わたしの車のタイヤは、215/45R16というマイナーなサイズのため、NS-20しか在庫がなかったというわけです。逆にメジャーなサイズであればある程度選択肢は広がります。

NANKANG NS-20

購入時点の価格

参考までに当時の価格を載せておきます。サイズは215/45R16。

タイヤ(1本)…7,500円

送料(1本)…1,080円

税込総額…34,320円

1本あたり送料税込…8,580円

わたしの車の純正タイヤであるミシュランのPS3の値段を価格.comで調べると送料込みで1本13,500円(2016年9月25日現在)しますので、4本でなんと約20,000円の差となります。

4年に1度ぐらいのペースで交換するとしたら、年間約5,000円節約できる計算になりますからこの差は大きいですね。

交換作業はどこでしてもらう?

タイヤを通販で購入するとどこかに持ち込みで交換作業を頼むことになります。タイヤチェンジャーがあるショップならどこでもやってくれると思いますが、知らないお店にタイヤ持ち込みで交換作業を依頼するのってちょっと気が引けますよね。

それに各ショップに問い合わせる必要がありますし、ショップによって交換工賃は結構バラツキがありますので、ショップ選びは慎重に行いたいものです。

全国にあるオートウェイの提携店へ持ち込めばOK(直送も可)

オートウェイで購入した場合、今は全国各地にあるオートウェイの提携店ならどこに頼んでも同じ料金で作業をしてもらえるので、最寄りの提携店を選べばOKです。

こうしたアジアンタイヤの扱いに慣れている提携店に頼んだほうがいろいろと安心ですし、タイヤをショップへ直送できるため持ち込む手間が省けますので楽ですよ。持ち込み大歓迎の提携店ですから変に気兼ねすることなく堂々とお願いできるというメリットもあります。

直送OKのショップなら購入したタイヤはショップへ直送したほうがタイヤを運ぶ手間が省けるのでラクですよ。もちろんわたしもタイヤを直送してもらいました。

わたしがタイヤを購入した時点ではこういった統一料金はまだなくて、交換作業料金についてはその都度オートウェイの見積もりフォームを通じて見積もりをしてもらうというシステムでした。3店ほど経験しましたが当時はショップによって料金は若干違いました。

昨年2月に交換作業をお願いしたショップでは1本で1,890円(入れ替え、バランス、廃タイヤ処理、税込)という見積でしたので、いまの全国統一料金より安い料金で交換作業をしてもらえたようです。

オートウェイのタイヤピット全国統一料金(カッコ内は税込価格)

タイヤサイズ 交換工賃/1本
15インチ以下 1,800円(1,944円)
16~18インチ 2,200円(2,376円)
19~20インチ 2,700円(2,916円)

若干高めに設定されているような気がしますので、もしかしたらショップに直接問い合わせれば価格交渉の余地はあるかもしれませんね。

摩耗したミシュランPS3との比較

以下の条件でのインプレッションとなります。

  • 車種:2011年式 Audi A1 1.4TFSI スポーツパッケージ
  • タイヤサイズ:215/45R16
  • 普段の走行状況:主に片道25kmの通勤に使用。道路はほぼ一直線。常に燃費を意識したアクセルワークを心がけています。渋滞もあってほとんどが60km/時以下での走行です。
  • 交換前のPS3の状態:約4年使用。編摩耗はないが一部スリップサインが現れ始めたぐらいすり減った状態。

車種やタイヤサイズによって印象は違ってくると思いますので、あくまでも参考程度ということでお願いします。

静粛性が大幅に向上

タイヤを交換してまず体感したのが静粛性でした。あくまでスリップサインが現れるまですり減ったPS3との比較になりますが違いは歴然で、タイヤの音が気にならないレベルまで静かになりました。PS3が「グオー」ならNS-20は「クォー」って感じです。

15,000kmを超えた今、改めて耳を澄ませると多少音質が変わり、いまは「ヒュオー」という音に変わりました。

乗り心地とステアリング操作に対する反応の変化

PS3は表面がかなりひび割れてきていましたので本来の柔らかさを失っていたためかゴムが硬い感じでした(前車のプジョー206のときも純正ミシュランタイヤはすぐひび割れてきたような気がします)。

NS-20はトレッド面のゴムがやわらかいためかかなり乗り心地がまろやかになりました。路面の細かい凹凸からくる振動をトレッド面が変形して吸収しているような感覚です。

ただ、その分路面の手応えが若干あいまいに感じられます。ステアリング操作に対する反応も、PS3ならクイッと動くところをNS-20はメリッという感覚で、PS3に比べると若干鈍さを感じました。

この反応の鈍さに当初は少し違和感があったものの、慣れてしまったためか今となってはまったく気ならなくなりました。ただ、タイヤにクイックな反応を求める人はもしかしたら気になる部分かもしれません。

ドライのグリップ力

すり減ったPS3に比べれば断然グリップします。当たり前ですが急ブレーキを踏んでもきちんと止まります。NS-20を履いて攻めた走りをしたことがないためコーナリング時の挙動とかはわかりませんが、通常走行では不安を覚えることはまったくありません。

ウェット性能

NS-20はラベリング制度を採用していないためウェット性能に関しては感覚的なものになりますが、すり減ったPS3よりは圧倒的に安心感があります。NS-20を履いていて雨の日に怖い思いをしたことはいまのところありません。

トレッドパターンを見る限り排水性は高そうですので、普通に走っている限りは問題ないと思います。

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燃費

タイヤを替えてから1年半以上経ちますが、燃費はほとんど変わりません。若干燃費が向上したかな~という程度なのでおそらく誤差の範囲でしょう。最初から期待していませんでしたし、悪化しなかっただけよかったかなと思っています。

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サイドウォールのデザイン

ミシュランタイヤのビバンダム君が載っているPS3のサイドウォールは洗練されており気に入ってました。対してNS-20のデザインはこれといった主張はなく控えめな印象。シンプルで可もなく不可もなくといったところ。

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リムガードはほぼ無し

PS3はリムガードがしっかりありましたが、NS-20のリムガードは気休め程度です。個人的にはリムガードがしっかりあるほうが外見的に好みですのでこの点は少し残念。

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NS-20はこれといった特徴はないもののコストパフォーマンスの高いタイヤ

およそ1年半で15,000km以上走った今、普段はタイヤの存在を忘れるほど普通に走れてます。NANKANG NS-20はとくに秀でた性能はないものの、これといった欠点も見当たらない無個性なタイヤだと思います。

とはいえ、普通ということはある一定以上の性能を備えているということでもありますので、通勤に使用するのみなのでそれほどタイヤにこだわりがないわたしとしては不満点がないのも事実です。なにより純正タイヤの半値で買えるというコストパフォーマンスの高さに満足しています。

アジアンタイヤと聞くとどうしても品質面でネガティブなイメージがつきまといますが、これまでアジアンタイヤを使い続けてきたわたしにとっては単なるお値打ちなタイヤです。タイヤに低燃費性やハイグリップ、超静粛性など突出した高性能を求めないのであれば、コストパフォーマンスの高いアジアンタイヤは非常に魅力的です。

50年以上の歴史があって、アジアンタイヤの中でもとくに信頼性の高いNANKANGのタイヤ「NS-20」はタイヤにあまりこだわりがない人におすすめのタイヤです。

輸入タイヤ直販店 AUTOWAY


(2018年3月追記 ここから)

その後、3年30,000kmを超えました

さらに走行距離が伸びて3年30,000km走行となりました。トレッド面の摩耗は進みましたが良好な状態を保っておりますので、まだまだ交換の必要はなさそうです。

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当然ながらストレートグルーブに刻まれていた「NS-20 NANKANG」の文字は消えました。

 

サイドウォールはひび割れもなく異常なし。

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溝の深さは4~5mm程度といったところ。

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これならまだまだいけそうです。

使用状況にもよると思いますが、3年30,000kmでこの状態ならタイヤ寿命的には十分じゃないでしょうか。

オートウェイでナンカンタイヤをチェック