チャタリング対策済み「ロジクールのワイヤレストラックボールM570t」使用半年レビュー

半年前に初めてトラックボール型のマウス「ロジクール M570t」を購入しました。ロジクールのトラックボールマウスを半年使用してみて感じたことを書いていきたいと思います。

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ノートブックのタッチパッドになじめずワイヤレスマウスが欲しくなる

出先でもブログを書けるようにと半年前にASUSの11.6型ノート「E200HA」を買ったものの、タッチパッドの操作にどうも馴染めず使いにくさを感じていました。

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ジェスチャーを覚えてしまえば不自由なく使えるようになるんだろうなと思いつつも、なかなか覚えられずに使いこなせるようになりませんでした。

せっかく外に持ち運べるようにモバイルノートを買ったのでマウスは使いたくなかったのですが、使いづらいままイライラするよりはいいかと思いマウスを使うことにしました。

そこで、どうせならワイヤレスのものがいいなと思い、以前から一度試してみたかったこともありワイヤレスマウスを買うことにしました。

ということで、早速Amazonで「ワイヤレスマウス」を検索。最初に目に飛び込んだものがロジクールのM187BKでした。

Logicool ロジクール ワイヤレス ミニマウス ブラック M187BK

Logicool ロジクール ワイヤレス ミニマウス ブラック M187BK

値段も安いし見た目もカッコイイ。ただ、レビューをチェックしてみると、おおむねいい評価が多い中「すぐに壊れた」とか「当たり外れがある」などの評価も少なからず見当たることもありちょっとためらいました。電池寿命も短めで最大6ヵ月なので、半年に一回電池交換するのは面倒だなと思いパスすることに。

で、次に目に留まったのが同じくロジクールのトラックボールなるものでした。

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

以前テレビでプロゲーマーがこのタイプのマウスを使ってアクションゲームをプレイしていたのを思い出し、プロゲーマーが使っているぐらいだからきっと使いやすいだろうと判断。電池寿命が最大18ヵ月ということもありワイヤレストラックボールを選びました。

通常マウスよりかなり大きめ

通常のマウスなら親指と小指で軽く挟むようにして持つところを、このトラックボールは本体の曲線にフィットさせるように手のひら全体をかぶせて操作します。

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したがって、いままで使っていたマウスに比べかなり大きい作りになっています。

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トラックボールは手首を動かす必要がありませんので、手首に負担がかからないという利点があります。わたしは手首に負担がかかるほど長時間マウスを操作することがありませんので、通常マウスとの違いはわかりませんが、長時間使われる人にとっては負担軽減の効果があることでしょう。

それと、通常マウスとちがい、マウス自体を動かす必要はないため狭いスペースでも操作可能です。マウスを置く場所が平面である必要もないため膝の上とか、布団の上などでも操作できてしまいます。マウスパッドも必要ありませんので、マウスパッドなしでも机が傷ついたり汚れたりする心配もありません。

ボールの操作感やメンテナンスについて

トラックボールは親指でボールを動かしカーソルを移動させます。想像したよりもボールの動きが軽くて、いままで使わなかった親指に繊細な動きを求められるため最初はカーソルを合わせるのに神経を使いましたが、しばらく使っているうちにだんだんうまく動かせるようになりました。

ボタンについては通常のマウスと同じ操作で扱えますので、ボールの操作に慣れてしまえば通常マウスと同じように扱うことができるようになりました。

このボールを見ると昔のボール式マウスを思い出します。Windows98時代に使っていたマウスは裏面にゴムのようなものでできたボールがついており、内部のローラー部分にすぐにゴミがたまるのでしょっちゅうボールを外して掃除をしなければなりませんでした。第2世代の光学式以降のマウスしか知らない方からすればボールの掃除とかイミフだと思いますが、当時はそれが当たり前でしたからね。なつかしい。

このM570tを使いだして半年が過ぎましたが、いまのところボールの動きは滑らかでホコリなどは溜まっていないようですが、いずれ掃除が必要になりそうです。ボールは簡単に外せますので、掃除はそれほど苦にならないと思います。

電池の持ち

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単三電池は最初から入っていました。工具無しで交換できます。電池の横にUSBレシーバーを収納するスペースがあります。

節電のため、使わないときは裏面にあるスイッチをオフにしています。最大18ヵ月の電池寿命をうたっていますので当然のことですが、まだまだ電池交換の必要はなさそうです。

いまのところチャタリングは発生せず

ロジクールのトラックボールをネットで検索すると、「チャタリングが頻発する」という不具合が散見されます。ただ、どれも「M570」のものでした。今回購入した「M570t」はすでにチャタリング対策済みらしく、わたしのM570tもいまのところチャタリングは発生していません。

そのかわり、M570に比べ販価が高くなっているようです。レビューを読むとM570は3,000円以内で購入できたようですので結構値上がりしたようですね。実際、値上がりした価格がネックとなり購入を見送っている人もおられると思いますので、もう少し値下がりして買いやすくなるといいですね。

万が一、不具合が発生したとしても保証はたっぷり3年間ありますので、それほど心配はしていません。

もう少し安ければいうことなし

まだ使い始めて半年ということもあり、いまのところ不具合は発生していません。電池寿命も期待できそうなのもポイントが高いです。

唯一心配していた使い勝手も、タッチパッドのように操作方法をあらたにおぼえる必要がなく、通常マウスとほとんど変わりなく簡単に操作できますので、親指でのボールの操作に慣れてしまえばどうってことはありませんでした。

通常マウスと違い操作スペースが不要で、使う場所を選ばないためモバイルノートとともに外出先で使うのに適していると思います。

あとは値段がもう少し安くなってくれればいうことなしですね。

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

【FREETEL REI】フリーテルボタン不具合発生から良品と交換に至るまでの記録

今年の6月に購入したSIMフリースマホのFREETEL REI。そろそろ2ヶ月が経とうかというところで突如としてフリーテルボタンのタッチセンサーに不具合が発生しました。

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突然、フリーテルボタンのタッチセンサーが反応しなくなる

フリーテルボタンは指紋認証センサーを兼ねており、一つのボタンでタッチで「戻る」、クリックで「ホームに戻る」、ダブルクリックで「アプリ履歴の表示」させることができる便利なボタンなのですが、これらのうち指紋認証と「戻る」の操作ができなくなってしまいました。クリックには反応しますのでおそらくはタッチセンサーの不具合だろうといことは推測できるものの原因に心当たりがありませんでした。

不具合発生のタイミングがアップデート直後だったため、最初はアップデートのせいかと思いましたが、同様の症例はないかとググってみると、どうやらアップデートに関係なく発生しているようです。端末の再起動や初期化で直る場合もあるようですが、ウチの場合はいずれも効果はありませんでした。

指紋認証でロック解除できないので、登録してあるパターンでいちいちロック解除しなくてはなりません。一度でも指紋認証の安楽さを味わってしまうとこのパターン入力によるロック解除が非常に煩わしく感じます。

このままでは戻る操作もできないのでしかたなくナビゲーションバーを表示させてとりあえず使える状態にしました。

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さっそくサポートに連絡

FREETELの公式サイトでまず「お問合せフォーム」を探しました。が、スマホで探しても一向に見つかりません。FREETELのトップページの最下部に「お問合せ」があり、タップするとサポートページへ飛ばされるのですが、よくある質問が検索できるだけでお問合せフォームへたどり着けないのです…。くまなく探したつもりでしたが結局探し当てることはできず、かなりストレスを感じました。(2016年9月時点)

試しに「フリーテル お問い合わせフォーム」でググったら一発で出てきました。というわけで、検索エンジンから直接お問い合わせフォームのページにアクセスすることになりました。

なんとかお問い合わせフォームにたどり着き、お問い合わせ詳細の欄に指紋認証とフリーテルボタンによる戻る操作ができなくなった旨を書き込み、その他の必要事項を記入してから確認ボタンを押して、とりあえず不具合を報告することができました。

その後の流れ

8/27(土)

お問い合わせフォーム送信後すぐに「お問い合わせ受け付けました」メールが届きました。

そこには返信までに3日ほどかかると書いてありましたので、しかたなく待つことに。

 

8/30(火)

ちょうど3日後に返信がありました。

不具合のある端末と充電ケーブルなどの備品およびパッケージなど一式を、購入店舗記載の保証書と一緒に着払いで送ってもらえば良品と交換しますという内容で、修理ではなく良品との交換ということになりました。

私はAmazonで購入しましたので、保証書には店舗が記載されていません。その場合は購入履歴がわかるものがあればOKとのことでしたので、Amazonの領収書を同梱しておきました。(この領収書は後日、良品とともに返却してもらいました)

ということで、発送準備に入ります。

まず、端末に保存されている写真や動画などのデータをmicroSDやクラウドストレージなどに移しておきます。LINEのトーク履歴もアプリから操作して一つ一つ保存していきます。

データの保存ができたらmicroSDカードとSIMカードを忘れずに抜いておき、端末を初期化しておきます。初期化後もやはりフリーテルボタンのタッチセンサーは反応しませんでした。

梱包前にガラスフィルムも剥がしておきます(サポートからのメールにフィルムは剥がしておくよう書いてあったため)。予備のフィルムがない場合は、剥がしたフィルムを交換品の端末に再び貼り直すことになりますので、接着面になるべく汚れがつかないように保存しておきます。幸い私が購入したガラスフィルムは2枚組だったため、剥がしたガラスフィルムはそのまま捨てて、余っていたもう1枚の新品を使うことにしました。

大手キャリアのショップと違い、当然代替機は貸してもらえません。かといって交換品が届くまで、ケータイ無しでは不便なので以前私が使用していたNexus5にSIMを挿して使うことにしました。このNexus5は2013年に発売されたモデルとは思えないほどサクサク動いてくれて助かります。OSのサポートは終了しましたのでMarshmallowです。これでバッテリーがヘタってなければまだまだ現役で使えるほど優秀な端末だと思います。

 

9/1(木)

思いのほか発送準備に手間取り、サポートからのメールを受け取った日の翌々日に郵便局へ行き着払いのゆうパックで荷物を送りました。

 

9/4(日)

荷物を発送してから3日後、サポートからメールあり。「不具合端末の到着を確認しましたので、良品端末を発送します」とのこと。

9/5(月)

ヤマトの宅急便で荷物が到着。

 

このような流れで無事にREIが2号機となって戻ってまいりました。

不具合報告から9日後に良品が手元に届いたことになりますが、こちらが発送準備に手間取ったことにより2日ロスしてますので、即日発送していれば1週間後には良品を手に入れられたことでしょう。

故障かな?と思ったらすかさずサポートに不具合を報告しましょう!

FREETEL REIをお使いのみなさまにおかれましてはフリーテルボタンの不具合が発生した場合は、迷わずFREETELのお問い合わせフォームからサポートに連絡してみてください。

お問い合わせフォーム

 

(2017年4月)

再びフリーテルボタンがつかえなくなってしまいました。しかもバッテリーが異常な減り方をしたり、充電中なのにバッテリーが減るなどの不具合も発生しましたので、またしてもサポートに連絡。やはり本体交換となりました。

今回も1年保証の期間内であるため無償交換してもらえたものの、あと2か月ほどで保証期間が終わります。つぎ故障したらスマホを買い替えるつもりです。

もうひとつのFREETEL端末のKIWAMIもバッテリーの異常によりまともに使用できなくなってしまったこともあり、わたしのなかでFREETELに対するマイナスイメージは決定的なものとなりました。もう二度とFREETEL端末は購入しないでしょう。

www.nahema.net

 

(2017年10月3日追記)

2度目の端末交換後、再び指紋認証ができなくなりました。すでに保証期間をすぎたこともあり、端末を購入することに。とりあえずiPhone8の内容をみてから考えようと思い、iPhone8の発表まで待ちましたが、7からあまり進化してませんでしたので、それなら価格の安い7でいいやということで、iPhone7Plusを購入しました。

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FREETELなんか買わずに最初からiPhoneにしておけばよかったです。

ワイモバイルから格安SIMのIIJmio(みおふぉん)にMNPしました

旧イーモバイル(現ワイモバイル)の2年縛りが解ける更新月に入りようやくMNPができるようになったので、格安SIMに乗り換えることにしました。

乗り換え先はいろいろと比較検討の末、IIJmioの音声通話付きSIMみおふぉんのライトスタートプラン6GBを契約しました。

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10GBシェアプランで2人分運用する予定のはずが…

2年前、Nexus5(32GB)を5,000円で手に入れるために旧イーモバイルの2年縛り(2年間は割引が適用され支払額は2,589円/月)のプランを契約しました。その後、端末を変更してもひきつづき旧イーモバイルのSIMで運用していましたが、今年の8月に晴れて2年縛りが解ける更新月を迎えることとなりMNP先の吟味を重ねておりました。

妻は一足先にauからIIJmioにMNPしており、速度も問題なく料金もお手頃でとくに不満なく運用できておりましたので、私もIIJmioにしようと考えておりました。

旧イーモバイルでは月々のデータ量が5GBだったのですが、私の使い方だと少し足りないぐらいでしたので、もう少し余裕が欲しいなと思っていました。妻は毎月2GBも使用しておりませんでしたので、IIJmioの10GBシェアプランを利用すれば私はたっぷり8GB使用できるという計算のもと計画を固めていました。

しかし、よく調べてみるとIIJmioのシェアプランは同一名義に限るという条件付きであることがわかり、それぞれ自分名義だった私と妻ではシェアプランを利用できないことがわかりました。旧イーモバイルもIIJmioも名義変更手続き自体が不可能とのことで、シェアプランはあきらめることにしました。

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mineo(マイネオ)なら名義をそろえなくてもパケットシェアできる?

名義が異なっていてもパケットシェアできるSIMはないか?と調べていましたら、mineoは同一住所であれば名義が異なっていてもパケットシェアできることがわかりました。

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しかも、フリータンクという独自のすばらしいサービスもあり、これにより毎月のデータ量を実質1GB上積み可能とあってかなり魅力的でした。

試しにデータ専用SIMを契約して3カ月様子を見ていましたが7月に入り突然速度が著しく低下し、実用に耐えないレベルの通信速度になってしまいました。通信品質面で若干不安をおぼえたので、mineoへの乗り換えは見送ることにしました。※速度低下は一時的なものだったかもしれませんし、地域によって差があるかもしれませんので、一概にmineoはダメだというつもりは毛頭ありません。

www.nahema.net

結局IIJmioのみおふぉんに落ち着く

そうこうしているうちにIIJmioのライトスタートプラン(5GB)のデータ量が1GB増量され6GBになりました。(2016年7月1日より)

IIJmioのSIMはすでに妻のスマホで2年近く運用しており安心感がありますので、結局もとさやでIIJmioに落ち着くことになりました。

 

IIJmioも紹介制度あり

mineoでは紹介制度があり、紹介制度を通じて互いにAmazonギフトカード1,000円分がもらえるという特典がありました。

IIJmioにも「お友達紹介キャンペーン」なる紹介制度があります。

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紹介制度を利用すれば、紹介者は翌々月の月額料金が500円割引、紹介を受けたほうは2カ月間データ容量が10%増量という特典を得ることができます。

わたしは妻から紹介コードをもらいライトスタートプラン(6GB)を申し込みましたので、2カ月間は6.6GBに増量されることになります。

ちなみに私の紹介コードは「959614980828928」です。よかったらお申込みの際にお使いください。

www.iijmio.jp

 

ワイモバイル(旧イーモバイル)転出時のイライラ

待ちに待った更新月になりましたので、さっそくワイモバイルからMNP予約番号をもらうことに。

MNP予約番号をもらうためには電話するかワイモバイルショップに出向く必要があります。一刻も早くMNPしたかったので電話でMNP予約番号をもらうことにしましたのですが、番号をもらうまでに非常にストレスを感じました。

自動音声応答サービスからオペレーターにつながるとまず転出先を聞かれました。別に答える必要はなかったかもしれませんが、つい正直にIIJmioと答えてしまいました。するとすかさず、これまでに格安SIMの利用経験はあるか?と聞かれました。おそらく格安SIMへのMNPを思いとどまらせるために格安SIMのデメリットを教授したかったのだと思いますが、わたしは当然利用経験がありましたので利用経験ありと答えました。これにより「格安SIMのデメリットうんぬん」の無駄なレクチャーを聞かずに済みました。

しかし、ここから先が長かったのです。こちらとしてはさっさとMNP予約番号を発行してほしかったのですが、番号をもらうまでに無益なワイモバイルおよびソフトバンクのサービスや「今だけ」という特典について延々と聞かされました。結局電話してからMNP予約番号を発行してもらうまで約10分かかりました。

こちらにとって無益な情報を延々と強制的に聞かされたので、時間を無駄にした感がハンパないです。あとになって「時間がないから早く予約番号を発行してください。」と言えばよかったなと思いました。

なにはともあれ無事にMNP予約番号を取得できましたので、即日IIJmioのライトスタートプラン(6GB)を申し込みました。

 

2年前とは違い回線切り替え時のブランクはなくなってた

格安SIMといえば以前は回線切り替え時に数時間~半日電話が不通になるブランクがありました。2年前に妻がauからIIJmioにMNPしたときもだいたい半日ほどのブランクがありましたが、今は瞬時に新しい回線に切り替わるようになったようです。

開通までのスケジュール

8/1(月)

ワイモバイルに電話してMNP予約番号を発行してもらう

妻の紹介コードを入力してライトスタートプラン(6GB)申し込み

本人確認書類(健康保険証)の画像をアップロード

 

8/2(火)

本人確認書類不備の通知メールが届き、再度本人確認書類画像をアップロード

(健康保険証は裏面に住所欄があったため、表と裏両方の画像をアップする必要があるとのこと)

その日の夜に本人確認完了通知メールが届く

 

8/3(水)

SIMカード発送完了通知メールが届く

 

8/5(金)

SIMカード到着(日中不在にしていたため、帰宅後に再配達にて受け取る)

開通手続きをしようと思ったら時間外のためできず(9:00~19:00のみ手続き可能)

 

8/6(土)

SIMスロットが2つあるスマホだったので空きスロットに昨日届いたIIJmiioのNanoSIMを挿してデュアルSIM状態でスタンバイ

(スロット1には既存のイーモバイルのMicroSIMが挿さっております)

受付時間内に電話で開通手続き(自動音声にしたがって電話番号やMNP予約番号などを入力)

約1時間後にイーモバイルが不通になり、IIJmio(docomo)のアンテナが立つ

APNの設定を済ませて無事に開通

 

APNはプリセットされていたので設定は瞬殺で完了

私の使っているスマホにはIIJmioのAPNがプリセットされていました。

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なので、とくにこれといった設定作業は必要なくAPNの選択画面でIIJmioを選ぶだけでOK。あっという間に設定完了しました。

 

設定完了したのになぜかつながらない!?

IIJmio(docomo)のアンテナが立ち、APNの設定を済ませて、さあいよいよ格安SIM生活が始まるぜ!と喜び勇んでブラウザを開いたものの、あれ?なぜかネットにつながらない!?

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アンテナも立っているし、APNの設定もバッチリ。Wi-Fiでメールを確認したら、IIJから開通手続き完了メールもちゃんと届いていましたので、つながらないはずはないと思いつつも原因がわからず焦りました。

いよいよサポートに連絡するかと思っていたときにふとひらめいて、プルダウンメニューを開いてアンテナマークのモバイルデータのアイコンをタップすると、

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モバイルデータのスイッチがなぜかOFFになっていました。

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スイッチをタップしてONにしたら無事にネットにつながるようになりました!

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↑アンテナマークに「4G」がつきました。

その後不要になったイーモバイルのMicroSIMを抜き、IIJmioのNanoSIMに事前にAmazonで買っておいたアダプタをかませてイーモバイルのSIMを挿してあったスロット1に差し替えました。空いたスロット2には再びMicroSDカードを挿してMNPの一連の作業はこれでめでたくすべて終了となりました。

↑あまりに安いため予備として1個余分に買いました。この値段でまさかの送料無料です。

 

開通直後なのにデータ残量が5GBしかない!?

無事にネットにつながったことろで、まず最初にクーポンのON/OFFの切り替えができて、当月のデータ残量などを確認できるIIJmioの公式アプリ「IIJmioクーポンスイッチ」をインストール。

さっそく残量を確認するとなぜか4930MB(約5GB)しかありません。

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わたしが契約したライトスタートプランは確か7月から6GBに増量されたはずなのになぜ5GBしかないのか。開通直後に1GBも消費するはずもないわけで、ここでもあやうくサポートに連絡するところでしたが、その前に気づいてよかったです。なんのことはない、私が開通したのは8/6で8月は残り約25日。月の途中に開通した場合は使えるデータ量は日割り計算となりますので、8月に使えるのは6GBの”6分の5”となる5GBになりバッチリ計算が合い納得。

 

IIJmioに乗り換えてなにが変わった?

月額料金は少しだけ安くなった

まず月額料金がわずかに下がりました。以前のイーモバイルのときの月額料金2,589円(税込)から、IIJmioのライトスタートプラン(6GB)の音声通話付きSIM(オプション一切なし)の月額料金2,397円(税込)になり190円ほど安くなりました。

※まだ請求額が確定しておりませんので多少誤差はあるかもしれません。

1GB余裕ができた

イーモバイルのときは5GBでした。ブラウジングでゴリゴリデータ量を消費する私の使い方ですと5GBではちょっと物足りませんでしたが、IIJmioのライトスタートプランにMNPして6GBになりましたので1GB分余裕ができました。これでデータ量を気にせず使えそうです。

「3日で1GBまで」の通信制限がなくなった

イーモバイルのときは「3日で1GBまで」というかなり厳しい通信制限があり、直近3日で1GBを超えると翌日に速度制限がかかってしまい、制限が解除されるまでほとんどなにもできない状態になるというペナルティが課せられていました。

私は平日の日中に外でブラウジングをすることが多く、平日のデータ使用量が必然的に多くなりますが、休日はほとんど自宅のWi-Fi環境で使用しておりますのでモバイルデータ通信量はわずかです。そのため月のデータ量はオーバーしないものの、平日に3日で1GBを超えそうになることがたまにありますので、使いすぎたかなと思ったときは直近のデータ使用量とにらめっこしながらモバイルデータ通信をセーブしなければなりませんでした。

IIJmioはこういった通信の制限はありませんので、気兼ねなく使うことができるようになりました。

データ量(パケット)の繰り越しができるようになった

イーモバイルのときはパケットの繰り越しなんてものはありませんでしたが、IIJmioは余ったデータ量は自動的に翌月へ繰り越されます。私はたぶん6GBギリギリまで使ってしまうので、繰り越し分はわずかになるかもしれませんが、わずかでも余裕ができるのはありがたいです。大型連休のある月は自宅のWi-Fi環境で使う割合が増えるため、ほかの月よりデータ量を抑えられ繰り越し分が増えますので、翌月はいつもより余裕ができそうです。

違約金発生条件が緩い

イーモバイルは完全に2年縛りでしたので、契約から2年後の更新月以外の月に解約をすると違約金が発生しました。

IIJmioは継続期間によって違約金が異なり、13ヵ月目以降であればいつ解約しても違約金は発生しません。

継続期間 違約金
1か月目 12,000円
2か月目 11,000円
3か月目 10,000円
4か月目 9,000円
5か月目 8,000円
6か月目 7,000円
7か月目 6,000円
8か月目 5,000円
9か月目 4,000円
10か月目 3,000円
11か月目 2,000円
12か月目 1,000円
13か月目 0円

肝心の通信速度は?

2週間ほど使用しましたが、時間帯によってかなりバラツキがある感じです。速度の出かたも一定ではなくて、初速が出るときもあれば後半に伸びるときもあります。速度が不安定というとネガティブなイメージを持たれるかもしれませんが、今のところ十分実用に耐える速度は出ています。さすがに大手キャリアと比べれば遅いと感じるかもしれませんが、そのあたりはある程度割り切りが必要かと。過度な期待は禁物ということで。

旧イーモバイルからの乗り換えでしたが平日の12時台以外は体感速度に差は感じられませんでした。さすがに平日の12時台は遅いと感じるときがありますが、ほとんどが我慢できるレベルです。

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↑このときの12時台の速度が今のところ最低記録です。ここまで落ちるとさすがに遅さを実感します。LINEやメールは普通にできました。

ランチタイムはだいたい1Mを切るくらいまで遅くなることが多いです。

わたしの場合、もともと12時台はあまり使用しないということもあり普段はあまり気になりませんが、12時台に快適に使いたい人はよく考えたほうがよさそうです。

低速通信はちゃんと200kbps近く出ます

試しにアプリで低速通信に切り替えて速度を測ってみると

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およそ安定して200kbps近くの速度は出てくれました。しかもバースト機能によって、初速が2Mbpsぐらい出ますのでテキスト中心のサイトなら意外とストレスなく読み込んでくれます。あえて低速に切り替えて使うことはなさそうですが、万が一データ量をオーバーして速度制限をくらってもなんとかやっていけそうな気がします。

おおむね満足しています

12時台のみ時々遅さを実感するものの、その他のメリットが多くおおむね満足しています。

日本通信は個人向けの格安SIM事業からの撤退を表明しましたが、IIJ(株式会社インターネットイニシアチブ)は老舗のプロバイダだけあり格安SIM事業は順調のようですし、とりあえず1年は使ってみたいと思います。

(2018年7月追記) その後もとくに支障はなく、もう2年近くIIJmioのSIMを使っています。あいかわらずランチタイムは1Mを下回るスピードになることが多いですが、その時間帯に使うことが少ないので許容できています。

古いノートパソコンNF/B50をSSD化したらWindows10もちゃんと動くようになりました

8年前に購入した我が家のパソコン「富士通 FMV-BIBLO NF/B50」のOSをWindows10 にアップグレードしたことろ、動きがものすごく遅くなってしまい、何をするにもいちいち動作がもっさりして非常にストレスを感じる状態でした。

もしかしたら以前から異音が出ていて動きが怪しくなってきていたHDDが原因ではないか?と考え、ちょうどそろそろ寿命かなと思っていたこともあり、ダメもとでHDDをSSDに交換してみることにしました。

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SSD(Solid State Drive)とは?

フラッシュメモリを使用した記憶装置で、HDDにくらべ…

  • 処理速度が高速
  • 物理的な駆動部分がなく静か(HDDは書き込みの際カリカリ音がする)
  • 同じく物理的な駆動部分がないため衝撃に強い
  • 発熱が少ない

などのメリットがありますが、大容量化が難しくHDDにくらべ単価が高いというデメリットがあります。

256GBのSSDを購入

さっそくNF/B50のHDDの規格を調べてそれに合うSSDをAmazonで検索してみると、TranscendのSSDが評価が高く値段もそこそこ安くてよさげでした。今回は最もコストパフォーマンスの高そうだった256GBの容量のものをチョイス。

Transcend SSD 256GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 TS256GSSD370S

Transcend SSD 256GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 TS256GSSD370S

  • 発売日: 2015/04/30
  • メディア: Personal Computers

安心の3年保証つきです。

240GBはさらに安いです。

純正のHDDの容量が250GBでしたので容量的には十分。250GBと聞くと少なく感じるかもしれませんが、わたしの場合はもともと大事なデータは外付けのHDDに保存してありますし、写真はクラウドのGoogleフォトにもバックアップをとってありますので、内臓HDDの容量は250GBで事足りていましたので問題なしでした。

HDDケースは安くて評価の高かったこちらを選びました↓

AREA USB2.0 外付HDD2.5インチケース S250 Ver.2 ブラック SD-SC25U2-BK

AREA USB2.0 外付HDD2.5インチケース S250 Ver.2 ブラック SD-SC25U2-BK

  • 発売日: 2010/04/30
  • メディア: Personal Computers

HDDからSSDへの換装手順

まずはHDDのデータをまるごとコピー(=クローンを作成)

HDDを新調するときは当然既存データを新しいHDD(SSD)に移行する必要があります。

できるだけ楽をするため今回はHDDの中にあるデータをOSも含めてまるごとコピーしてSSDに移し替えて、いわゆるHDDクローンを作成します(実際はSSDですけど)。そうすればあとは既存の内蔵HDDをSSDに交換するだけでよく、設定や環境も交換前と同じようにパソコンが使えるはずです。

まるごとコピーするにはコピーソフトとHDDケースが必要です。

コピーソフトは「EaseUS Todo Backup Free」というフリーソフトを使いました。

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EaseUS Todo Backup Freeの使い方はこちらのサイトを参考にしました。コピー作業に要した時間は1時間ほどだったと思います。

古いHDDをSSDに交換

データのコピーが完了したらいよいよHDD→SSDの換装作業に入ります。

まずはノートパソコンから電源コードを外して、裏返しにしてバッテリパックを外します。

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小さいネジをドライバで外しフタをあけて、HDDを固定している枠のネジを外してから枠ごと左にズラすとHDDのコネクタが外れます。

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右側にコネクタがあります

 

HDDは金属製の枠に固定されておりますので、これも外していきます。

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取り外した純正HDDと新調したSSDを比べてみると、縦横の寸法は同じですが、厚みはずいぶん異なります。

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金属枠に固定されますので厚みが違っても大丈夫なようです。

 

固定枠にSSDを装着してネジ留めして、フタをもとどおりにして換装完了です。

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無事に納まりました。以上で作業はすべて終了となります。

換装前と全く同じ環境で無事にリスタート

ホントにちゃんと立ち上がるのか?とドキドキしながらおそるおそる電源を入れてみると……何事もなかったかのように立ち上がりました。\( ^o^ )/

クローンなので設定等もすべて以前の状態と同じなのでなにもいじる必要はなく、いままでとまったく同じように使えました。

動作が速くなって快適に!

以前のもっさりしていた動作がウソのようにサクサク動くようになり、こんなことならもっと早くSSDにしておけばよかったと後悔するレベル。

物理的な駆動部分がありませんのであたりまえですが書き込みの音がまったくしなくなりました。その分冷却ファンの音が目立つようになり、これはこれで気になりますが・・・。

SSDに換えてよかった

Windows10にアップグレードしたとたん動作が鈍くなったときは、そろそろパソコンを買い替えないとダメかなと思いましたが、一か八かSSDに換装して正解でした。

かかった費用も一万円ぐらいで済みましたのでコストパフォーマンスも十分かと。パソコンを新調することを思えば安いものです。いい買い物しました。

とはいえSSD以外の部分はいつ壊れてもおかしくない年数に入ってきていますので、突然動かなくなっても困らないようにバックアップはこまめにとっておこうと思います。

【格安SIM】mineo(マイネオ)のデータ通信専用SIMを3カ月使用してわかったこと

mineo(マイネオ)のデータ通信専用SIMを試しに3ヵ月使用してみてわかったことを書いていきたいと思います。

ワイモバイルからの乗り換え先としてマイネオを検討

今年の8月に現在のワイモバイル(旧イーモバイル)の2年縛りが解ける更新月となるため、MNP先業者の候補を模索しておりました。

基本的に通話はほとんどしませんし(家族や友人とはLINEで無料通話)、手厚いサービスとかまったく必要としませんので、ランニングコストが高くつくドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアは最初から除外しました。

選択肢の多いドコモ回線を利用するMVNO業者の中から選ぶことにし、一足先にMVNOに乗り換えた妻が使っているIIJmioのみおふぉんが、料金、回線速度ともに満足できるものでしたので当初は私もIIJmioに乗り換えようと思っていました。

 

IIJmioの10GBファミリーシェアプランは同一名義に限る

自宅ではWi-Fiを使い、外では動画を見ないという使い方で毎月なんとか5GBに収まっていますが、できることならあと1GB、できれば2GBぐらいは余裕が欲しいところ。かといってひとりで10GBプランはオーバースペックになってしまうので、余ったパケットが無駄になってしまいます。

妻は毎月2GBも使いませんので、当初は料金的にもお得な「みおふぉんの10GBシェアプラン」を申し込んで妻と二人で分け合うつもりでした。しかし、よく調べてみたら使用者の名義が違うとシェアプランを利用できないことが発覚。しかもいったんMNVOに乗り換えると名義変更ができないらしく、現時点では名義をそろえる手立てがなく、やむを得ずシェアプランの利用はあきらめました。

 

家族と名義が異なっていてもシェアできるのはmineoだけ?

名義が異なっていてもシェアできるSIMはないかと検索したところ、どうやらmineoには名義が違っていても同一住所であれば家族内で当月繰り越したパケットを翌月に共有することができるパケットシェアなるサービスがあるとわかりました。

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ただ、初めての利用となるため通信品質に若干不安がありましたので、とりあえずmineoのデータ通信専用SIMのいちばん安い500MBで700円/月というのを試しに使ってみてから決めることにしました。

 

さっそくmineoのドコモプランを申し込みました

契約したのはドコモプランのシングルタイプ(データ通信のみ)の500MB使用できるプランをチョイス。

申し込みはすべてネットで完了しました。もちろんスマホだけでも手続き可能です。

紹介キャンペーン利用でAmazonギフト1,000円分ゲット

mineoは紹介キャンペーンを行っており、既存ユーザーの紹介を経て新規契約をすると紹介した人と紹介を受けた人双方がAmazonギフト1,000円分を受け取れます。

「mineo 紹介コード」で検索すると紹介ページのリンクを貼った個人サイトがみつかりますので、そちらからどうぞ。

私も見知らぬ方の紹介ページ経由で申し込み、先日無事にAmazonギフト1,000円分を受け取ることができました。

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※ただし、Amazonギフトがもらえるのは契約した月を1カ月目とした場合、3カ月目の下旬あたりになりますので、3ヶ月以内に解約してしまうともらえなくなります。しかもメールの受信先も@mineo.jpという専用のアドレスに送られてきますのでご注意ください。

メールの設定方法はこちら

 

事前にエントリーパッケージ購入で事務手数料が0円に

もうひとつ、SIMの契約には通常、事務手数料3,240円がかかりますが、事前にエントリーコードを入手しておくとこの事務手数料がタダになります。

エントリーコードはAmazonで売っているエントリーパッケージを購入すると入手できます。

これでイニシャルコストを大幅に節約できます。しかも、のちに紹介キャンペーンの特典のAmazonギフト1,000円分をゲットすれば、実質的にイニシャルコストはほぼ0円になりますので利用しない手はありません。

お申込みの際は「紹介キャンペーン」と「エントリーパッケージ」をお忘れなく!

 

APNの設定

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さて、無事に申し込み手続きを終えましたらすぐにSIMカードを送ってくれますので、SIMカードが郵送されるのを待ちます。

届いたSIMカードを挿してAPNを設定すればすぐに使用できるようになりました。

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詳しい設定方法はこちら(android端末の場合)

実はSIMカードが届いてから気がついたのですが、申し込み手続きの際酔っ払っていたため(笑)SIMカードのサイズを間違えてしまいました。

スマホがデュアルSIMに対応しているので、ホントはNanoSIMを空きスロットに挿してデュアルSIMを満喫するはずだったのですが…(涙)。 しかたなく以前使用していたNexus5に挿して使うことにしました。

 

実際に3カ月使用してみて

前フリが長くなってしまいましたが、3カ月使ってみてわかったことを書いていきたいと思います。

mineo独自のサービス「フリータンク」はすばらしい!

mineoには余ったパケットをユーザー同士で融通し合えるフリータンクという独自のサービスがあり、これが非常にすばらしいものでした。

mineoユーザーはフリータンクから毎月1GB(1,000MB)までパケットを引き出して無償で使うことができるというサービスで、パケット残量が月末までもたない!というときに速度制限を回避できますので非常に助かります。毎月のパケット上限を実質1GB上積みできることになりますので、ヘビーユーザーにはとてもありがたいサービスです。

 

フリータンクを実際に使ってみた

まずはフリータンクから引き出す前の状態

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私が契約したのは500MB/月のプランですが、試しにフリータンクから引き出せる上限の1,000MBを引き出してみます。

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引き出したパケットは翌日に反映されますので、翌日マイページで残容量を確認してみると…

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おおっ!500MBプランなのに上限を突破して2,298MBになりました。てっきり500MBまでしかチャージされないのかと思っていましたが、プランに関係なく1,000MBチャージされるようです。

※1,000MB余分に増えている理由は、初回の登録時のみボーナスで1,000MBもらえるからです。翌月以降は引き出した分の1,000MBしかチャージされません。

パケット引き出しは21日~末日まで

タダで1GB(1,000MB)余分に使えるというナイスなサービスですがひとつ条件がございまして、パケットを引き出し可能なのは毎月21日~末日までの間のみとなります。したがって21日より前にパケット残量がなくなってしまうと、21日までは速度制限をくらった状態でしのがなくてはなりませんのでご注意ください。

 

通信速度はどうか?

やはり格安SIMなので、さすがにお昼12時台の通信速度は厳しいものがありますが、それ以外の時間帯はおおむね良好でした。(2016年4月時点)

一番速度の出る午前中で20Mbps台、午後は10Mbps前後、夕方から夜にかけてはざっくりですが2~8Mbpsあたりでお昼の時間帯以外はなんとか実用に耐える速度でした。

ランチタイムの通信速度はかなり厳しい

問題はお昼の12時台です。使い始めの4、5月は遅くても1Mbpsを切ることはほとんどなかったので「なんとかガマンできるレベルかな〜」と思っていたのですが、なぜか最近速度低下が著しくて1Mbpsを切ることが多くなってきました。

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こうなるとブラウジングをしていても明らかにページが表示されるまでの時間が遅くなり非常にストレスを感じますし、YouTubeの動画なんてまともに見られません。

現在使っていて特にストレスを感じることのないワイモバイルのSIMは遅くても7〜8Mbpsぐらいはでておりますので、それに比べると正直キツイです。

ちなみに速度制限(200kbpsに制限)をくらった状態でも異常に遅くなるときがありまして100kbpsを切ることが多々あります。

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さすがにこの速度まで落ちるともはや何もできなくなります。「速度制限くらっても200kbpsあればテキスト中心のサイトなら見れるっしょ」と、たかをくくっていると痛い目にあいます。

 

解約の際の違約金は?

違約金に関してはデータ通信専用SIMと音声通話付きSIMとでは事情が異なります。

以前は1年以内に解約すると違約金を支払わなくてはいけませんでしたが、2015年7月1日以降撤廃されたようです。

ただし、これは純粋な解約の場合のみで、他社にMNPするとなると話が違ってきます。

1年以内に他社にMNPをするとMNP転出手数料2,160円に以前の違約金に相当する金額である10,260円が上乗せされることになったようです。

したがって音声通話付きSIMの場合、実質は1年以内に乗り換えると違約金に相当する10,260円を払わなくてなならないわけです。

データ通信専用SIMの場合はMNPは関係ありませんのでいつでも好きなときに解約することができます。

 

ランチタイムの速度低下がネック

私が使い始めた今年の4月頃は、速いとは言えないもののある程度実用に耐える速度が出ていましたが、7月に入ってからお昼12時台の速度低下が著しく我慢できないレベルまで通信速度が下がってしまいました。今後再び改善される可能性があるものの、余分なMNP転出手数料(=実質違約金)を払わないために最低1年は使うと考えると、私のようなヘビーユーザーは通信品質に不安を抱えたまま使うにはさすがに抵抗があります。

mineo独自のサービスであるフリータンクはとても気に入っていただけに残念です。

もちろん今回の速度計測結果は地域によって差はあると思います。もしかしたら他の地域では違った結果になっていたかもしれませんし、使用した時期にも左右されると思いますので一概にmineoはダメだと結論づけるつもりはございません。

上記の「紹介キャンペーン」と「エントリーパッケージ」を利用すれば、イニシャルコストはほぼ0円にすることが可能ですので、気になる方は試しに使ってみてしばらく様子を見てから判断されることをおすすめします。500MBプランなら月々700円(税別)ですのでお試しにはピッタリだと思います。

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【SIMフリースマホ】FREETEL REI(麗)スカイブルー レビュー【フリーテルボタンとバッテリーが鬼門】

IIJmioの音声通話付きのSIM(みおふぉん)を挿して使っていた妻のスマホ(AQUOS PHONE ZETA SH-01F)が画面をタッチしても一切反応しなくなるという不具合が最近頻発してきて、いよいよヤバくなってきましたので買い替えることになり、FREETELのREI(麗)を購入しました。

 

FREETEL REIを選んだ理由

条件は5インチクラスで内部ストレージが32GB以上、SIMフリー(IIJmioはドコモ系のSIMなのでドコモの端末も使用できますが、プリインストールアプリがうっとおしいのでドコモ端末は選択肢から外しました)で、できるだけバッテリー容量が大きくてコストパフォーマンスの高いもの。

この条件でざっと探したところ最終的に2つの候補が残りました。

Nexus 5X

FREETEL REI

 

Amazonでの価格がNexus5Xの32GB(並行輸入品)が約38,000円、FREETEL REIが29,300円(ともに6月25日時点の価格)と9,000円ほど価格差があったのと、Nexus5XのコネクタがType-Cで既存のケーブルを利用するには別途アダプタが必要となり不便さが予想されること、並行輸入のNexus5XよりもFREETELの方が保証面で妻は安心できるだろうという判断でFREETEL REIに決めました。

色は6月3日に発売されたさわやかなスカイブルーを購入。

IIJmioのAPNは最初から登録されていましたので、「モバイルネットワーク設定」の「アクセスポイント名」からIIJmioを探してタップするだけで設定は完了しました。

 

Nexus5XとFREETEL REIのスペック比較

Nexus5X(32GB) FREETEL REI
OS Android 6.0 Android 6.0
画面サイズ 5.2インチ 5.2インチ
解像度 1920×1080(Full HD) 1920×1080(Full HD)
CPU Snapdragon 808 オクタコア 1.8GHz MediaTek MT6753 オクタコア 1.3GHz
RAM 2GB 2GB
ストレージ 32GB 32GB
バッテリー 2700mAh 2800mAh
カメラ 背面:1230万画素 前面:500万画素 背面:1300万画素 前面:800万画素
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 802.11 a/b/g/n
指紋認証 あり(背面) あり(前面)
SIMカード Nano SIM(1スロット) SIMフリー Micro/Nano SIM(2スロット) SIMフリー
USB Type-C Micro-B
サイズ(mm) 高さ147×幅72.6×厚さ7.9 高さ145.8×幅71.5×厚さ7.2
重さ 136g 136g

スペック的には似たようなものですね。

 

同時に買ったアクセサリー

ケースは手帳型のものをチョイス。端末のスカイブルーに合わせてこの色にしました↓

水色のつもりだったのですが、ミントアイスのような緑がかった色合いでした。

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留め具部分はマグネット式になっており、簡単に留め外しができます。

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ポリカーボネート製のケースのサイズはバッチリ、背面カメラ用の穴も問題なし。

 

ケースを装着した状態で縦150mm、横80mm、厚みは16mm。

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厚みは増すものの、縦横はわりとコンパクト。REI本体と色が合ってていい感じです。

 

アルミボディの質感良し

つや消しのアルミボディの質感が高く、安っぽさはありません。メタリックなスカイブルーの発色がとてもきれいで、妻も気に入ったようです。

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ベゼル部分が狭くてしかも7.2mmという薄さのためかとても小さく感じました。

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左のKIWAMIが8.9mm、右のREIが7.2mm。REIのほうが背面の膨らみがない分薄くなっているのがわかります。

背面はフラットですが、カメラのレンズ部分のみ少し出っぱってます↓

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FREETELボタンは便利かも

操作性に若干不安のあった「FREETELボタン」も使い方を覚えてしまえば、操作は快適です。

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操作方法もよく考えられていて、タップ=ひとつ前に戻る、押す=ホームへ戻る、2回押す=アプリ履歴表示、長押し=Google Now起動、さらに指紋センサーも兼ね備えており、ひとつのボタンにうまくまとめられてるな〜と感心しました。

さらに物理ボタンを採用したことにより、画面上の操作ボタンが不要となりその分表示領域が増えますので、実質的にその分画面が広くなるというメリットがあります。

ボタンの耐久性が心配ですが、とりあえず壊れないことを祈ります。もし壊れるようなことがあれば、その時は追記しようと思います。

最悪ボタンが壊れたとしても、画面上におなじみの操作ボタン(▽○□)を表示させれば、FREETELボタンなしでも操作は可能です。

 

使用2ヶ月で早速不具合が発生し、良品と交換となりました。

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さらに3か月ほどで再び壊れました。保証期間内であったため、2度目の本体交換となりましたが、どうせまた壊れるんだろうな…。

もうすぐ保証期間が終わるので、つぎ壊れたら買い替えになりそうです。

 

2800mAhのバッテリー性能

以前の使っていたSH-01Fは省電力が自慢のIGZOパネルでかつ3000mAhという大容量バッテリーを積んでいましたので、それと比べると2800mAhのREIのバッテリー性能はさすがに劣ります。

朝100%にしておけば夕方にはSH-01Fだと60%残っていたところ、REIは40%といった具合ですが、妥当なところだと思います。

妻のようなライトユーザーであれば納得できるレベルではないでしょうか。

 

バッテリーの異常減少発生

KIWAMIでも同様の不具合が出ていましたが、REIもバッテリーが突如異常なペースで減っていくという不具合が発生しました。

FREETEL端末はどうやらバッテリーが鬼門のようですね。性能うんぬんのまえに構造的な問題をかかえているのかもしれません。

とりあえず保証期間内だったため、本体の無償交換で事なきを得ましたが、保証期間を過ぎれば有償になります。

 

便利機能

デフォルトでシャッター音が消せる!

なにげにありがたい機能として、日本で売られているスマホの中では珍しく、root化しなくてもシャッター音が消せるようになっています。

しかもスクリーンショットの音も消せるようになっていますので(6月16日のアップデートから)、電車に乗っているときなどマナーモードにする必要がある状況下でも、周囲の目を気にせずスクリーンショットが撮ることができます。

 

デュアルSIMスロット

Micro SIMとNano SIMを両方挿せるデュアルSIMスロットを採用しており、2種類のSIMを使い分けることが可能です。ただし、Nano SIMスロットはMicroSDカードのスロットと共用ですので、MicroSDカードを挿すとNano SIMスロットを使うことができません。

お手持ちのSIMがNano SIMの場合は別途アダプタを用意する必要があります。

 

やっぱり起動音が爆音

私のKIWAMIもそうですが、起動音がやたら大きくて、人前でふいに再起動がかかった時などけっこう恥ずかしい思いをします。なんで無意味な起動音があるのか謎。まったくもって必要ないし、しかも爆音でかなり迷惑。

 

買って後悔…

私の妻のようにLINEやブラウジングや、あまりメモリを食わない簡単なゲームをするぐらいであれば、十分満足できるスペックではないでしょうか。コストパフォーマンスが高くバッテリーの持ちも悪くなないようですし、あわてて選んだ割にはいい買い物ができたと思っています。

どうやらフリーテルボタンとバッテリーに問題をかかえているようです。市場の評価が低いためか、かなり値下がりしてますが買わないほうがいいかもしれません。

少なくともわたしは二度とFREETEL端末は購入しません。

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その後もバッテリーの異常消耗に悩まされつづけ、結局、1年の保証期間が過ぎたのちスマホを買い替えることにしました。妻には安心してスマホを使ってほしいのでiPhone 7 Plusにしました。

【アカウント乗っ取りを阻止】Googleの2段階認証が簡素化されたので早速設定してみた

いまやセキュリティの常識となった2段階認証。これまで少々煩わしかったGoogleの2段階認証の承認方法が簡素されましたので、さっそく取り入れてみました。

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個人情報は常に危険に晒されている

androidユーザーはもちろんのこと、お使いの端末がiOSだろうがWindowsだろうが今やGoogleのサービスをひとつも使わない人はいないのではないでしょうか。したがってGoogleのアカウントはみなさんお持ちだと思います。

わたしはandroidユーザーでありますので普段からGmail、Googleフォト、Googleドライブ、GoogleKeep、Googleマップ、ChromeなどのGoogleの提供するサービスをガッツリ利用しているわけですが、これだけGoogleに依存しているとなるとやはりセキュリティ面が気になります。

今や個人情報はいつどこから漏れるかわからなくなってきましたし、漏れた情報からアカウントが乗っ取られるというニュースを目にすることが多くなりました。

アカウントを乗っ取られる前に2段階認証を

複数のサービスで同じパスワードを使いまわすのは論外として、たとえきちんとパスワード管理をしていても悪意のある第三者にアカウントに侵入される危険性は誰にでもあります。アカウントを乗っ取られると自分だけでなく知人友人などにも迷惑をかけることになりますので、できるだけの対策は講じておきたいところです。

2段階認証を導入すれば、たとえパスワードが盗まれたとしてもアカウントへの侵入を防ぐことができますので、私はGoogle、LINE、WordPressなどの2段階認証を導入しているサービスはすべて2段階認証を設定しています。

2段階認証とは?

IDとパスワードのほかに確認コードの入力を求める認証システムで、第三者によるアカウント乗っ取り阻止に役立ちます。

2段階認証を設定しておくと、PCなどの他の端末からログインするにはIDとパスワードの他に、スマホに送信される確認コードやGoogle認証システムなどのアプリでその都度生成される確認コードの入力が必要となります。

手元に自分のスマホがないとログインできなくなりますので、たとえ他人にパスワードを盗まれてしまっても、第三者によるアカウントへの侵入を阻止することができます。

 

Googleの2段階認証の手順がより簡素なものに

2段階認証を導入すればアカウントを乗っ取られる心配がなくなり確かに安心ですが、承認方法に若干煩わしさを感じていました。そしたら、先日Googleの2段階認証の方法により簡単な手順で承認可能な方法があらたに追加されましたのでさっそく取り入れた次第です。

 

Google2段階認証の設定方法

まずはGoogleアカウントにログインして、「アカウント」をタップ。アカウント情報の画面に移ります。

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ログインとセキュリティの項目の「Googleへのログイン」をタップして

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「2段階認証プロセス」をタップ

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すると、パスワードの再入力を求められますのでもう一度パスワードを入力します。

パスワードの入力を終えたらGoogleからのメッセージのところの「電話番号を追加」をタップして

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右下の「開始」をタップ

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スマホの画面ロックをすでに設定していればそのまま次へ進みます。

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試験的に承認画面が表示されますので「はい」をタップ。

これで設定は完了です。

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試しにPCからログインしてみると

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スマホにこんな画面が現れますので、「はい」をタップすればPCからログイン可能となります。

以前の承認方法ではスマホに送られてくる確認コードを見ながらPCでいちいちその数字を打ち込まなければなりませんでしたので、ワンタップで承認されるようになり、かなり簡素化されて楽になりました。

 

2段階認証を設定して悪意のある第三者から身を守りましょう!

これまで少し手間がかかっていた認証手順が、ワンタップで済むようになりましたので、Googleアカウントの2段階認証を利用している人は、設定しておいて損はないと思います。

今まで2段階認証に二の足を踏んでいた方も、ほんのひと手間でセキュリティを飛躍的に向上させることができますので、悪意のある第三者にアカウントを乗っ取られて実害が出る前に、この機会にまずはGoogleの2段階認証を設定しておきましょう。

さらに、可能な限り他のサービスも2段階認証を設定して情報漏洩から身を守りましょう。

 

Amazonも2段階認証始めました。

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Nexus 5からFREETEL KIWAMIに替えてから5か月経過してわかったこと

昨年11月にこれまで使用していたNexus 5からFREETEL KIWAMI(極)に買い換えました。

FREETEL SAMURAI 「KIWAMI 極」 黒

FREETEL SAMURAI 「KIWAMI 極」 黒

 

FREETEL KIWAMIを選んだ理由

以前使用していたNexus5はグーグル謹製の端末ということもあり、常に最新のOSなのとプリインストールされているアプリも最小限で非常に快適でしたが、ヘビーに使用していたためか約1年半の使用でバッテリーがだいぶ弱ってきて1日持たなくなってきました。さらにカーナビとして使用することが多いので、もっと大きな画面の端末が欲しいなと思い次なる端末の情報を集めてました。

予算40,000円、simフリーで画面は5.5~6インチでフルHD以上、中国メーカー以外という条件で候補端末を探していたところ、日本メーカーのFREETELから極(KIWAMI)が発売されることを知りました。早速チェックしたところ、価格が39,800円(税別)で予算は消費税分オーバーしてましたが、他の条件はクリアしてましたので迷わずFREETELのウェブサイトで購入しました。

 

良い点

指紋認証はなるほど便利

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指紋認証システムを採用していおり、背面にあるセンサーに軽く触れるだけで一瞬で画面ロックが解除されるので、パスコードの入力などの手間が省けて非常に便利です。しかもセンサーの位置が絶妙で、ちょうど端末を手に持った時に自然と人差し指が触れる位置にあるため、画面を見ようと端末を持った瞬間にロックが解除されるので非常に快適です。左右両方の人差し指を登録しておけば、どちらの手で持った時にもロック解除できるのでさらに便利です。

時々センサーが反応しない時がありますが(特に充電ケーブルを抜いた直後は決まって反応しません。)、一度この快適さになれるともう指紋認証無しの端末には戻れないのではないかと思わせるぐらいの便利機能だと思います。

 

6インチのディスプレイは大きくて見やすい

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やはり4.95インチと6インチの差は大きいですね。ブラウジングでは、スマホ用のページやレスポンシブデザインのサイトなどでは差はあまり感じられませんが、PCサイトの閲覧やカーナビ使用時、本を読むときなどは画面が大きい方が見やすくてストレスがありません。解像度も2560×1440で超高精細でメチャきれいです。

画面がこれくらい大きくてきれいだと、スマホをカーナビの代わりに使うときに見やすくて助かります。

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色味はNexus5が黄色がかっているのに対し、こちらは少し赤みがかっていて最初は違和感ありましたが、いつの間にか気にならなくなりました。実際このエントリー書くまで忘れていたぐらいなので問題なしです。ディスプレイに関しては細かい調整ができるようですが、私は特にこだわりがないし、面倒なのでデフォルトのままで使っています。

 

カメラの性能はそこそこ

ミラーレス一眼カメラを手に入れてから、ほとんどスマホで写真を撮らなくなったため正直あまり関心はないですが、メインの背面カメラは2100画素、ソニー製の6層構造&f値2.2の明るいレンズを搭載しており、シャッタースピードが速く暗所に強いらしいです。

ただNexus5と比べて圧倒的優位か?と聞かれれば、個人的には「そんなに差はない」と答えるレベルです。まあスマホのカメラとしては良いほうだと思います。

 

悪い点

Nexus5に比べると多少もたつき感あり

スペック上はNexus5よりも高性能なのですが、実際の動きはなぜかNexus5の方がサクサク動きます。例えばブラウジングの際、スクロール中の表示が追い付かず、ほんの一瞬ですが画面の下部が灰色なったりしますし、スクロールの動きも若干カクつきます。

↓一瞬ですがこんな感じの表示になります。

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とはいえ、あくまでもNexus5と比べての話ですので単体で使用している分には気にならない程度です。まあ、Nexus5が優秀すぎるんですよ。

 

OSがまだロリポップ

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Nexus以外のアンドロイド端末に共通して言えることですが、OSが最新のものではなくandroid5.1のロリポップです(2016年4月現在)。今のところ、最新のOSであるMarshmallowと大きな違いがなくほとんど不便さは感じません。 唯一、動画視聴アプリなど使用直後ホーム画面に戻ったとき、アプリのボリュームコントロールが数秒間生きており、ボリュームボタンを押すとアプリのボリュームコントロールが開いてしまうので、マナーモードにしたいときはアプリ終了後数秒待ってからボリュームボタンを押す必要があります。たった数秒のことですが、頻繁にマナーモードに切り替えたいときは結構ストレスになります。Marshmallowではこの辺が改善されておりますので、KIWAMIでもアップデートを期待したいところです。

 

12月下旬にようやくアップデート開始されました。

「SAMURAI KIWAMI」 Android6.0へのアップデート開始のお知らせ

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ケースの選択肢が極端に少ない

私はTPUのケースしか使わないのですが、当時TPUのケースがひとつも出回っておらずしばらく裸で使用していました。KIWAMIの本体は非常に薄く、しかもデカいので裸の状態だと片手では非常に持ちにくく使いづらかったです。

購入からひと月ほど経ってからようやくケースを手に入れましたが、満足のいくものではなく、ようやく2か月後にとりあえず納得のいくレベルのケースを手に入れることができました。

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充電ケーブルによっては充電が始まるまでタイムラグが発生する

たいしたことではありませんが、充電ケーブルや電源によってケーブルを挿してからすぐ充電が始まる場合と、充電が始まるまで10秒ほどかかる場合があります。ケーブル挿しても充電が始まらないので「あれ?なんで充電できないんだ?」と最初は焦りました。

 

勝手に再起動するときがある&起動音が無駄にデカい

5か月使用して4回ほど勝手に再起動しました。起動まで30秒ほどなのであまり気になりませんが、起動音がデカく、しかもマナーモードにしていても爆音のままなので、時と場合によっては困ります。

 

電池の持ちははっきり言って不満

バッテリー容量は3400mAhあるとはいえ、画面サイズが6インチもあるとさすがに電気消費量が多く期待したほど電池が持ちませんでした。それでも1日持たないということはなく、バッテリーがへたったNexus5よりはまだマシですが、もう少し厚みがあってもいいのでバッテリー容量を増やしてほしかったです。この先バッテリーの劣化がちょっと心配です。

遠出をするときは必ずモバイルバッテリーを持ち歩くようになりました。

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まとめ

なんか悪口ばっか書いていますが、バッテリー以外は「まあいいか」っていうレベルですし不具合というほどでもありません。

綺麗で大きくて見やすい画面で、普通に動いて指紋認証が使えてコストパフォーマンスも高い、と良いところがいっぱいあるので十分満足しております。ホントに買ってよかったと思っています。

(2017年4月28日追記)

その後、バッテリーの異常消耗、電源落ちを繰り返すなど不具合(というか構造的な欠陥?)が頻発したため今は使用していません。正直、買って損したと思ってます。

Amazonのレビューも酷評が目立ちますので、個体差では片づけられない問題だと思います。

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